昭文社の優待品と、毎月の給料から昨年より多く天引きされている雇用保険料の計算方法をご紹介します。
優待概要
昭文社の株主優待は、毎年3月末に100株以上を保有している株主に送られます。
地図関連本とガイド雑誌からそれぞれ1冊、自分で選んだ本がもらえます。
優待品の詳細
届いたのは、こちらの小ぶりでずっしりした段ボールです。
紫式部と源氏物語
定価1,540円
優待品の「カテゴリー01 昭文社を代表する地図商品のほか、今年のトピックス商品30種類」から1点
地図でスッとシリーズからの選択です。
2024年のNHK大河ドラマが、紫式部を主人公にしたものなので、需要を見越して発行されたのだと思います。
内容は、平安時代の後宮生活、紫式部の生涯、源氏物語。全ページカラーで絵図が多いので、誰でも気軽に楽しめそうな本です。
まっぷるソウル’24
定価1,320円
優待品の「カテゴリー02 新商品、ガイド雑誌114種類」から1点
まっぷるマガジン海外版からの選択です。
しばらく韓国に行っていないのですが、韓国ウォンを手元に残していることもあり、また行きたいなと。
特に食べ物の情報が多く、渡航欲が深まる一冊です。
ことりっぷ旅するカレンダー2024
「ことりっぷ」創刊15周年を記念した贈呈品
かわいいデスクカレンダーです。
全国各地の催事が記されているのが旅するカレンダーの所以なんですね!
でもちょっと文字が小さすぎるような・・・。これが普通かな?
以上、3点をいただきました。
旅行関連の本を読んでいると、時間も場所も忘れて没頭しちゃいます。
昭文社さん、ありがとうございます!
なお、商品を選ばなかった場合、「地図でスッと頭に入る世界の資源と争奪戦」と、届け出住所近隣の「まっぷるマガジン国内版」が送られてくるそうです。
商品到着までのスケジュール
今期の優待スケジュールはこちら
- 権利確定 2023/3/31
- 株主優待カタログ到着 7/3
- 申込期限 7/31
- 商品到着 9/15
お金の話:雇用保険料率の変化についていくには
私が昔、昭文社の出版物ではなかったのですが、旅行本を手に、長期旅行をしていた時知り合った人の話です。
その人が、最近勤めを辞めまして、それを機に、給与明細の中の「雇用保険」で天引きされている金額に注目することになりました。
そこで、雇用保険の料率を知ることと、計算の仕方を知っておこうというのが今回のお金の話です。
まず前提ですが、雇用保険料率は、勤める会社の事業の種類によって異なります。
これ以下に記す保険料率は、提示情報を少なくするために、一般の事業についてのみ記載します。(農林水産・清酒製造・建設事業を除く)
雇用保険料率は、毎年更新されます。
私が会社員時代に、社内研修でファイナンスを教えていた時に作った資料では、雇用保険の労働者負担料率は「3/1,000」でした。
これは、令和4年度(2022年)前半まで変わっていません。
しかし、令和5年度(2023年)雇用保険料率では、労働者負担料率は「6/1,000」です。
つまり、令和5年4月からの雇用保険は、負担が大きくなっているということです。
雇用保険制度は、労働者の産休・育休・介護休・失業の際に給付を受けたりできる、労働者にとってもありがたい制度です。
事業者側は、1人でも雇用すると、原則として労働保険が適用されるので、雇用保険や労災保険の手続きをしています。
で、この雇用保険料が、毎月の給料や賞与から天引きされているので、労働者としては面白くないかもしれません。が、実は事業者の方が多く負担してくれています。
令和5年度の事業主負担料率は、「9.5/1,000」なんです。会社は、労働者一人ひとりのための保険料を払ってくれているんですね。
さて、給与明細を見て、誰でも簡単に雇用保険の金額を確認できます。
計算方法
支給額(税金等控除される前の支給合計)×割合(6/1,000)=雇用保険料(天引きされている金額)
賞与も同じ計算です。
手当などで支給される金額が増えると、雇用保険料も増加します。
会社側も、給料を上げると負担する保険料も多くなります。人を雇うってお金がかかります。
雇用保険料率は、毎年更新されるので、常に最新の料率確認が必要ですが、厚生労働省のページで確認をすることができます。
「雇用保険料率 ●年度」で検索を!
これで、雇用保険の料率を知ることができます。
計算の仕方も、母数となる金額が支給全額であることを知っていれば、給与明細を見ると簡単にできます。
ぜひ一度は、給与明細を広げて、計算してみてください。振り込まれる金額ではなく、給与明細の支給額合計や各項目に注意を向けてみては。
雇用保険についてもっと知りたい方は、厚生労働省のホームページを確認してみてくださいね。
昭文社の株主優待を詳しく説明した投稿はこちらです
以上、昭文社の 2023年株主優待でもらったもののご紹介でした。
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