楽天グループ株式会社(銘柄コード4755)の株主優待をご紹介します。株価低迷の中、楽天株を保有する理由とは!?
※記事の内容は、2023年3月のものです
業種・株価・配当金
楽天グループ(株)は、サービス業。ネット通販から始まって、金融・旅行・携帯電話など、幅広いと言うか、何でもあると言ってもいい事業展開です。また、これらの事業を横断した、楽天グループ独自のポイントシステムを強みの一つにしています。
2022年12月30日の株価 596円
参考)前年同日の株価 1,154円
楽天モバイルへの投資が財務を圧迫して、4期連続の赤字。楽天市場や楽天トラベルでの大きな収益も、モバイル事業の巨額の赤字を埋めるには程遠く、株価もドカンと下がったままです。
2022年12月期 1株当たりの期末配当金 4.5円
これが年間配当。12月末の株価で計算すると、配当利回りは0.76%です。
配当の継続性を重んじるにしても、配当金出していいの?と心配になっています。
権利確定から商品到着までのスケジュール
今期の優待スケジュールはこちら
・権利確定 2022/12/31
・株主優待案内到着 2023/3/12
・申込期限 4/28
なお、申込期間が2分割されていて、それによって優待品である楽天キャッシュの付与時期も異なります
・申込 3/10~3/31→付与 4/10~4/21
・申込 4/1~4/28→ 付与 5/15~5/26
申込方法は、WEBのみです。
優待内容
楽天キャッシュ
優待のメインがこちら。楽天の電子マネーである「楽天キャッシュ」がもらえます。 所有株数によって、もらえる金額が変わります。 また、長期保有が優遇されていて、5年以上になると金額が500円増えます。
- 100株~ 500円
- 1,000株~ 1,000円
- 5,000株~ 1,500円
- 10,000株~ 2,000円
受け取りには楽天のIDが必要です。
楽天の三つのサービス90日間無料(初めての方限定など条件アリ)
楽天の提供するサービスのうち、三つの「90日間無料」があります。NBA Rakuten、楽天ミュージック、楽天マガジン。
ただ、このうち「楽天ミュージック」と「楽天マガジン」は、初めての方限定なので、毎年の優待で3か月無料になるのではありません。これって、毎年の株主優待にされてもメリット無しです。
「NBA Rakuten」の方も、登録中であれば対象外とのことなので、1年のうち3か月分が無料になる、というものではありません。うーん、魅力はどこに?
初めて限定だったら、優待で提供するサービス内容を毎年変えるとか、長期保有であれば登録中であっても3か月無料にできるという方が、株主優待としての価値を感じます。
お買いものパンダグッズ抽選
株主優待専用サイトで楽天キャッシュの受け取り手続きをすると、同時に「お買いものパンダグッズ抽選」に応募したことになります。
当選者には、直接商品が郵送されるそうです。
お金の話
楽天市場などで、かなりの収益を上げているにもかかわらず、楽天グループの株価は、低迷中。
2022年12月30日の株価 596円
参考)前年同日の株価 1,154円
携帯電話事業(楽天モバイル)の基地局設置(アンテナを立てる)という先行投資のおかげで、財務状況が悪いことが要因です。
そんな中、傘下の楽天銀行が4月に東証プライムに上場すると発表されました。時価総額3,000億円とか!楽天グループが持っている株を市場で売るので、資金確保ができますね。財務状況の好転を期待します。
私は、楽天にリスペクトの気持ちを持って、楽天という企業を応援するべく、同社の株を保有しています。
昔、楽天市場がインターネットで商売を始めた時、誰がパソコンに住所やカード番号入れるなんて怖いことするかいな。と、全然ネットビジネスを信用していませんでした。それが今やネットでの買物ナシでは生きていけないほど恩恵を受けて生活しています。
携帯電話事業も、今は巨額赤字の根源です。でも、自社のアンテナを持たない他社の格安スマホと違って、楽天は自前で電波を供給するという気概をもって事業展開しています。そして、まだつながらないところはあるのでしょうが、私は普段使っていて不便を感じないほどに、すごいスピードで基地局(アンテナ)設置できちゃってます。
配当も株主優待も値上がり期待も、今は全然魅力がありません。が、自分のお金を、楽天に投資する形で成長をサポートしています。投機ではなく、投資です!
以上、楽天グループの株主優待のご紹介でした。
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