名古屋から日帰り旅。養老鉄道に乗って、岐阜県内屈指の彼岸花群生地を訪れました。
※記載内容は2023年10月初週のものです。
旅程
名古屋からの移動含めて、6時間半の旅
- 9:18 名古屋駅出発
- 10:28~15:13 養老鉄道の沿線めぐり
- -大垣駅:金蝶製菓総本家
- -美濃津屋駅:津屋川の彼岸花鑑賞
- -養老駅:養老の滝へハイキング
- 15:59 名古屋駅到着
前編では、大垣の老舗和菓子屋の名物と、津屋川の堤防沿いに群生する彼岸花とをご紹介します。
金蝶製菓総本家
養老鉄道へは、大垣駅から乗車します。
列車の発車まで時間があったので、まずは大垣駅前で糖分補給をしました。
金蝶製菓総本家
有名な老舗の和菓子屋さん。頻繁にメディアで目にするお店です。
メインは持ち帰りですが、店内に三つほどテーブルがあり、イートインが可能です。
水まんじゅう 430円
こし餡、抹茶餡の二つに、冷たい緑茶が付いています。
大垣名物のこの水まんじゅう、二日しか日持ちがしないそうです。買ってすぐ、冷たい状態のものを店内でいただけるのは嬉しい。
餡はあっさりで、もたつかないので、つるんとすぐに食べちゃいました。
夏のお菓子ということですが、10月に入ってもまだ売られていてラッキー。店頭販売でも、次々に売れてました。
養老鉄道
乗ってみたかった養老鉄道に、ようやく乗車できました!
養老鉄道の大垣駅
ICカードは使えないので、ここで乗車券を買います。
たくさん乗り降りするなら、一日パスがお得ですが、今回の旅程では個別に運賃を支払う方が安いのです。
桑名行きの列車に乗りました。
乗客数は、1車両に5名くらいと少なめ。おかげで、ゆったり列車に揺られながら車窓の景色を楽しめました。
時刻表は、日中は40分おきに1本。分かり易い。
津屋川の彼岸花
岐阜駅から30分の乗車で、美濃津屋駅に到着しました。
ここまでも線路の両側にちらほら彼岸花が咲いていましたが、美濃津屋駅周辺はたくさん咲いていました。
駅から車一台幅の道を歩いて10分ほどで、津屋川の彼岸花が群生している場所に出ます。
ちょうど満開の場所もあり、川に向かって赤い帯のようです。
風が止まると、水面に赤い花の色が写ってキレイでした!
私はそれを写真には収められませんでしたが、たくさんのカメラマンが三脚を用いて撮影されていたので、きっとその瞬間も撮っておられるんでしょうね。
近くで見ると、真っ赤な花が大きく開いていて、長いおしべとめしべが見た目をボリュームアップさせています。
毒がある花だと聞いたことがあるので、毒々しいといえばそう見えてくる…。
堤防沿いがずっとこんな感じです。
ここは、もしかして彼岸花群生地の穴場なのでは!?
いい時に見に来ることができました。
1時間ほど鑑賞して、美濃津屋駅まで戻りました。
美濃津屋駅には、外に小さなお手洗いがあるだけで、周りに何もない無人駅。
ホームで整理券だけ取って乗車します。
養老鉄道では、無人駅で乗降する場合、切符を買えないので、乗車駅で整理券を取って、降車時に列車内で運賃を払うようです。
自動化されていない分、味があります!
ただ、3回乗車して、3回とも乗客が少なかったのが気になりました。
沿線の自治体がお金を出して鉄道を存続させているとのことですが、もっと乗る人が増えないと・・・。
津屋川の彼岸花も、車で来ている人ばかりで、駅まで往復歩いていたのは私くらい。
せっかくの観光地、近くに駅があるのに、ここを集客に押し出さないのはなぜなんでしょう? ポスター、会社のHP、東海・関西ローカル局への露出、お得な切符などなど、色々できそうなのに?
と、ひとり勝手にもやっとしてしまいました。
後編では、養老駅から歩いた日本の滝百選「養老の滝」をご紹介します。
コメント
彼岸花を見ると悲しい気持ちになるのですが(ごんぎつねを思い出す)こうやって見ると綺麗ですね。
金蝶製菓って金蝶園のことですよね?
一度食べたいと思ってるんですが、なかなか行けず…。
美味しそうです(^^)/
tabisurueiyoushiさん
こんにちは。
彼岸花が悲しい気持ちにさせるというの、何だか分かります!
希望の持てる明るい雰囲気じゃないんですよね、墓地に多いイメージで・・・。
知人は、「鬼滅の刃」を連想すると言ってました(笑)
こうして群生しているところを見ると、なかなか見ごたえがあって美しいのですが、印章って不思議です。
金蝶園のことです、大垣では知らない人はいない名店だそうですね。