絶景桜の白川郷!名古屋から日帰り旅

世界遺産、岐阜県の白川郷は、いつ行っても美しい。春の、短い桜の季節を狙って行って来ました!役立つ観光情報満載です。

※記載内容は2024年4月のものです。

旅程

名古屋からの移動含めて、全10時間半の旅。

  • 8:20ー11:02 高速バス 約2時間40分
  • 白川郷観光 約5時間
  • 15:55ー18:41 高速バス 約2時間45分

高速バス(岐阜バス)

白川郷までは、1日6往復ある高速バスを利用しました。WEBで簡単に予約が取れますし、バスは車高が高いので、車窓の景色が楽しめるので好きです!

名古屋のバス停は、名鉄バスセンター(名古屋駅)

白川郷のバス停は、「白川郷バスターミナル」です

往路は岐阜大和で、復路は古城山でトイレ休憩。どちらも、トイレと自動販売機だけのPAなので、車内のお供(お茶やお菓子など)は、乗車前に買っておくことをおすすめします。

4月中旬の平日だったこの日は、往復ともに渋滞もなく順調に走り、どちらも予定より10分程度早めに到着しました。

現地観光

高速バスの到着する「白川郷バスターミナル」は、荻町の信号のところあります。

合掌造り集落の入り口なので、バスターミナル出たらすぐ観光が始まるという好立地!

バスターミナルからの景色が、もう別世界です。

早速、まずは1時間ほど合掌造りの建物と桜を愛でつつ、中央通りを往復です。

有料見学施設「和田家」

よく道案内などの目印に使われるお宅です。

咲いている桜の花は、濃いピンク、淡いピンク、白と様々です。

藁葺の茶に桜のピンクってお似合いです

山にはまだ雪がたくさん!

ひたすら道なりにまっすぐ進むと、集落の外れにたどり着きます。

この辺りまで来ると、少し観光客の数が減ります。

民宿の看板が出た合掌造り民家があちこちにありました。今日泊まれる人がうらやましい。

世界遺産も花見も同時に楽しめる今、外国人観光客の多い事。たくさんの国の言葉が聞こえますが、日本語がほとんど無いような・・・。

ランチ お食事処いろり

お昼ご飯は、飛騨牛の朴葉味噌焼きが食べたいと探したところ、団体の予約のみの営業というお店が多くて、なかなか苦労しました。

結局バスターミナル近くまで戻ったところにあるこちらのお店に入りました。

12時くらいでお店はほぼ満席。

外に面した窓側カウンター席でいただいたのは写真の3品です。

定食もありましたが、食べたいものだけ単品で注文しました。

飛騨牛 朴葉みそ焼(単品) 1,130円

朴葉の上で飛騨牛を味噌を焼いて食べる、飛騨の郷土料理です。

コクのある甘めの味噌が、牛肉とねぎにベストマッチ!

青唐辛子味噌付き豆腐田楽 380円

1つは唐辛子味噌で、びりっと辛みがおいしい。もうひとつはくるみ味噌で、荒めに砕いて粒の残るくるみの食感も良い甘い田楽でした。

塩おにぎり 150円

白川郷産のお米の、塩味のみのシンプルなおにぎり。その土地のモノをいただくという贅沢です。

田楽の2種類の味噌が口にあったので、両方購入!

同じ敷地内のお土産屋さんで売っていました、食事処で5%OFF券をもらって。

城山展望台

白川郷が一望できる展望台へは、車か、有料のシャトルバスに乗るか、歩いて上るかの3択。

歩きの場合は、有料見学施設「和田家」からの道が一般的なのですが、バスが到着する直前にちらりと看板が見えたんです。

階段を上る、近道っぽい道です。

登り12分、城山展望台は標高差約30mと書かれています。

今回はこちらを登って行きました。

かなりの急斜面で、段差は高い所でひざ下くらいのところも!

登って行く途中の景色に元気づけられながら進みます。

ただ、距離が短いので、スニーカーを履いた健脚な大人であれば、大丈夫。

ゴールは、展望公園。なぜか下りには「通行止め」とビニールテープが渡されていました。

雪の季節には入れなかった展望公園です

ここからの眺め

天守閣展望台という場所があります

白川村の公式サイトでは、この展望台にあるライブカメラからの合掌造り集落のライブ映像を、無料で配信してくれています。

天守閣展望台は、誰もが自由に立ち入れるエリアと、カフェ利用客専用のエリアとに分割されています。

食後のコーヒーをカフェスペースでいただきました

集落を見下ろす絶景を座ってゆっくり見学できるので、おすすめです。

充分高台からの景色を堪能した後、今度は和田家に向かって坂道を下りました。

坂の途中で撮った写真↓

↑ほぼ同じ場所で、昨年2月の雪景色を見に白川郷に訪れた時の写真です。

その雪の白川郷のブログ記事です。よろしければ読んでみてください

集落に戻ってからは、今度は村の中を1時間半ほど散策しました。

4月だったので、こいのぼりが、数か所で泳いでいました

村の中の、曲がりくねった道や脇道を地図を持たずに気の向くまま歩きます

村内のお寺、明善寺

青空に気温20度以上と観光日和

花も緑もきれいです

どこを歩いても、穏やかな春の雰囲気に包まれます

滞在時間は5時間。私は白川郷が大好きなので、途中座って休憩もしながら、ずっとぶらぶらして満足できました。

荻町集落自体は、ぐるりと歩いて1時間もかからないため、人によっては時間を持て余してしまうかもしれません。

そんな時は、川沿いに露天風呂のある宿で、日帰り湯もありますよ。

お金の話:白川郷までの交通費

旅をするのに車と公共交通機関のどちらを使うか、人数や目的地、日数などによって最適解が異なりますよね。

今回の名古屋~白川郷の高速バス料金は、

片道3,400円(季節変動アリ)

往復6,800円でした。

車で行く場合、高速道路代とガソリン代はいくらになるか、算出してみます。

高速道路名古屋IC~白川郷ICの通常利用料金は5,090円

往復10,180円(一台あたり

距離は片道、約160㎞。往復320㎞。

一般的な普通車で1リットルで10㎞走るとすると、往復で32リットル必要です

168円×32ℓ=5,376円

※ガソリン価格比較サイトより、2024/4/15の愛知県の平均ガソリン価格が168円。

高速道路とガソリン合わせて15,556円(車1台あたり

これに、現地駐車場料金、レンタカーの場合はレンタカー代、保険料が加算されます。

お金だけで比較すると、

3人以上の場合は、高速バスを使うより自家用車の方が安い。

レンタカーの場合は、4~5人の場合は、高速バスを使うより車が安そうです。

お金に換算しない部分では、運転手の運転労力、途中の寄り道の自由度などがあります。

日帰りの白川郷に限った場合、現地で思いっきり歩いて帰りのバスで熟睡できる、高速バスがおススメです。

以上、元添乗員の旅とごはんとお金の話でした。

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