秋の半田観光~後編~ 日本料理「香せり」ランチと半田赤レンガ建物

愛知県半田市は、知多半島で古くから栄える要衝。グルメも観光も魅力的です。

※記載内容は全て2023年9月時点のものです。

旅程

名古屋から半田までは、名鉄で片道30分強。

今回の半田での滞在時間は5時間でした。

<観光場所>

  • モーニング 「コメダ珈琲」
  • 矢勝川の彼岸花
  • 國盛酒の文化館
  • ランチ 日本料理「香せり」
  • 半田赤レンガ建物&展示室

前編では、矢勝川の彼岸花と

國盛酒の文化館

について書きました。

後編では、日本料理「香せり」のお昼ご飯と、半田赤レンガ建物&展示室をご紹介します。

日本料理「香せり」ランチ2,500円

ちょっと気になっていた半田のお店のひとつ。

予約ができたので、今回の旅の主目的の一つとして行って来ました。

名鉄住吉町駅から1~2キロくらいの場所にあります。

香せり

ランチは、2,500円の点心一択で営業されていました。飲食店のメニューや金額は、変更が多いのでご参考までに。

前菜

野菜サラダ・冬瓜と柿の白酢チーズ和え・お寿司

柿と白酢チーズの組み合わせが、すごく良い!

ここに生野菜のサラダを付けるなら、青菜のさっと煮たのなどの方がまとまりそうです。

温菜

里芋蒸しに、白身と豆腐、枝豆と菊花

里芋が荒く潰してある状態が絶妙で、餡もおいしい!

ただ、豆腐は木綿より絹ごしにしたほうが、全体の舌触りがまとまって、より里芋が生きるんじゃないかなー。

お造り

海老の頭を焼いて食べられるようになっていたのが嬉しかったです。

マグロと白身は、味わい薄め。お刺身を良い状態で出すって難しいですね。

八寸

焼き物(魚&肉)・豚しゃぶとゴーヤーの胡麻酢かけ・

出汁巻き玉子と蓮根の揚げ団子にカボチャ・

カリフラワーの餡掛け(ナス・しめじ)

ひとつひとつ丁寧に作られていて、とても幸せ。

実は一番印象に残ったのが、炊き合わせのオクラ。火入れ加減が素晴らしく、食感がいいのと優しい味付けで、お代わり欲しかった!

豚しゃぶに、肉自体の甘みが感じられなかったのは残念。

天婦羅・ごはんとあさりの味噌汁

揚げたてで供される天婦羅は、やっぱりいい!具材に応じて塩や天つゆでいただきました。

天丼にもできますと言われたけど、私には別で正解でした。

デザート ぶどう・梨・豆乳プリンみたいな?

ご飯ちょっと多かったけど、完食!

2,500円でこれだけのお料理を提供するのは大変なことだと思います。

ただ、この一回で大ファンになりました!とまではいかない感じ。試行錯誤されているのではないかなと思ったので、季節を変えて再訪したいです。

半田赤レンガ建物

国の登録有形文化財の、半田赤レンガ建物

カブトビールの広告塔は、昔の名古屋駅前にあったものを再現したものだそうです。

ジブリ映画の「風立ちぬ」で名古屋駅が出てきますが、そこに描かれてもいるらしい。さすがジブリ、細かいです!

今回の半田観光では、ここで自転車をレンタルしていたので、返却。

「半田散策きっぷ」に、ここの常設展示室の入場券が含まれています(通常200円)。

展示室は、明治期(1898年)に建てられたこの赤レンガ建物が、ビール工場だった歴史について。

そして、平成になってからどうやって建物を蘇らせたのか、整備工事について展示と映像とで学べました。

見た目は変えないで耐震補強するために、レンガの壁の中に鉄筋を挿入する動画など、興味深かったです。

ずっと昔から半田の観光地だったのかと思っていたのですが、半田赤レンガ建物としてオープンしたのは、2015年なんですね。

ビール工場として使われた後、太平洋戦争では飛行機会社の倉庫として使われたそうです。

その戦争中のものですが、北側の側面には、たくさんの機銃掃射跡が刻まれています。

壁面から回収された実弾の写真も。

戦争遺跡として残しているそうです。

こんなに撃たれて、当時の被害が想像もできません。

秋の半田観光は、現地に約5時間ほど滞在しました。

名鉄の住吉町駅から、名古屋方面の列車に乗車します。

天候にも恵まれ、楽しい一日でした!

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