池田泉州HDの株主優待カタログ2024。急にWEBサイト開設へと変更がありました

株式会社池田泉州ホールディングス(銘柄コード8714)の株主優待は、カタログから好きなものを選ぶタイプのものです。今年から電話注文とWEB注文で選べる品が変わってます!

※記載内容は2024年7月時点のものです。

業種・株価・配当金

業種

池田泉州ホールディングスは、関西が地盤の池田泉州銀行を中核とする銀行業の会社です。

株価

2024年3月31日の株価 395円

参考)前年3月末の株価 232円

この定点観測では、163円、70%の値上がりです。

配当金

2024年3月期 1株当たりの期末配当金 6.25円

この会社の配当は年2回。

中間配当も6.25円だったので、年間配当は12.5円

3月末の株価で計算すると、配当利回りは3.16%です。

権利確定から商品到着までのスケジュール

今期の優待スケジュールは以下の通りです

・権利確定 2024/3/31

・株主優待案内到着 6/28

・申込期限 ~8/31

申込方法は、昨年までは専用はがきのみでしたが、今年は電話かWEBの2択となりました。

なお、選べる優待品の種類は、電話よりWEBの方が倍くらい多いです。WEBが優遇されることに戸惑う既存株主もいるでしょうね。

優待内容

株主優待の対象は、2,000株以上保有の株主です。

優待内容は、優待品のほか、定期預金の金利アップが選べます。

優待品の場合は、所有株数によって、もらえる品物の金額が変わります。また、長期保有が優遇されていて、3年経過すると、商品がレベルアップします。

保有株数毎の株主優待品の金額

(カッコ内は、3年以上保有の場合)

2,000株以上 2,000円相当(3,000円)

6,000株以上 3,000円相当(5,000円)

10,000株以上 5,000円相当(10,000円)

昨年まで、配当金関連書類に同封されていた株主優待の案内は、今年からA4サイズの大きなハガキでの別送に変更となりました。

開くと、電話申し込みができる全商品が掲載されています。

そのうち、今回ご紹介するのは、2,000株以上保有・3年以上、3,000円相当の優待品コースです。

電話で選択できるのは、写真の10種類

お菓子・お酒・食品など、関西の地域特産品が並びます。

WEBでは、このほか20種類の商品が選べます。

例えば牛肉や、

自動開閉の塩コショウボトルなど。

これらを含めた全品が、池田泉州HDのHPで確認できます。

昨年と比べると、同じ商品でも内容量が減るなどの変化が見られました。物価高が進む中、同じ金額で用意できる優待品を探すのも大変でしょうね。

今年は特に、電子化する企業が多いように感じますが、池田泉州HDのインターネット申し込みは、正直他社と比べて手間がかかります。

まず会員登録に生年月日などの情報に加え、株主としてのアンケートが必須とされます。そして、ブラウザで一度で完結せず、仮登録後メールアドレスに送られるURLからパスワードを設定してようやく商品の申し込みができるというもの。

一年に一度しか利用しないサイトの会員登録もパスワードも、設定するの無駄な労力なんですけど。

今後、便利に改善されることを願います…。

前回は、「大黒千牛 深喜21(熟成肉)肩ロース切り落とし 500g」をいただきました。美味しくて満足したので、今年も同じ商品にしようかな。

熟成肉の詳細はこちらの記事に書いております。

お金の話:株主から社名変更の提案を受けた翌年の株主提案も否決

昨年の池田泉州ホールディングスの株主総会では、株主から「社名変えよ」の提案があったので、興味をもってWEB視聴しました。

結果、株主総会でその提案をした株主本人からの発言は無く、会社や他の株主の方からも社名変更に対して肯定的な意見も出ず、社名変更の提案は、あっさり否決されました。

そして今年。おそらく同じ株主の方から、今度は、会社は株主とパートナー宣言をすべしという提案がありました。昨年の社名変更への決議に納得されていなさそうな内容です。

今年の株主総会の日時は、都合が合わず出席もWEB視聴もできなかったのですが、結果を見ると、今年も否決されていました。

あっさり否決されたとしても、会社が最初から意見をないがしろにしているとか、他の多くの株主が興味を持っていないとかいうことではないと考えています。

数々の株主総会を見ていますが、ほとんど会社提案は可決、株主提案は否決、という多数決が、形式的に会場にいる参加株主の拍手によって行われます。

実際は、前もって行っている、株主総会不参加の株主の議決権行使の集計もあるのですが、決議が総会での形式的な作業であるかのように映るかもしれません。

株主提案を受領したら、社内でかなりの時間と労力と人員を使って対応検討されていることが想像できます。

会社と方針が違う場合でも、株主からの真剣な、時には刺激的な提案も、会社の活性化や多様化に一石を投じるのではないでしょうか。

以上、2024年の池田泉州HDの株主優待カタログのご紹介でした。

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