ひろぎんホールディングス株式会社(銘柄コード7337)の優待は、地元特産品カタログギフトから、好きなものを選べます。
業種・株価・配当金
業種
ひろぎんホールディングスは、地銀の広島銀行を中核とした銀行業です。
株価
2023年3月31日の株価 626円
参考)前年同日の株価 648円
3月末の比較では、3.4%の下落です。
その後4月以降は、業績の見通しが明るいニュースや市場全体の株価UPから、株価が上がっている状況です。
配当金
2023年3月期 1株当たりの期末配当金 13.5円
この会社の配当は年2回で、中間配当も13.5円だったので、年間配当は合計27円。
3月末の株価で計算すると、配当利回りは4.31%です。
権利確定から商品到着までのスケジュール
今期の優待スケジュールはこちらです。
カタログギフト
・権利確定 2023/3/31
・株主優待の通知書到着 6/29
・申込期限 7/1~12/31
商品カタログは同封されていません。通知書にログインコードなどが記載されているので、それを使ってWEBで商品を確認します。
株主還元として不親切すぎでは・・・。せめて、簡易的な商品のラインナップだけでも同封してほしい。
広島美術館招待券
・権利確定 2023/3/31
・広島美術館招待券等到着 7/3
・有効期限 2023/7/1~2024/6/30
カタログの方の優待通知書と、美術館の招待券とを別送するのには、どんな理由があるのでしょう。保有株数に応じて送付するものが異なって複雑になるから?
カタログ送付せずWEB閲覧のみにすることを、経費と紙資源の節約だと捉えているため、2回の郵送とすると、経費も輸送の資源も余計にかかるので、ひろぎんのこの選択には、もやっとしています。
昨年もらったのは、銀鮭スモークサーモンと鮭ハラスのセットでした。
節約ごはんに大活躍してくれたので、リピートしようと考えていたのですが、今年は同じ商品がありませんでした。代わりに「天然甘塩紅鮭フィーレ」がありました。
サーモンと鮭ハラス、おいしかった!
優待内容
優待は、もらえる優待が2つと、抽選が1つの、計3つです。対象は、100株以上保有の株主ですが、保有数によって優待の内容が異なります。
1)QUOカード・カタログギフト
保有株数に応じて内容が異なります
- 100株以上500株未満 QUOカード 500円
- 500株以上1,000株未満 QUOカード 1,000円
- 1,000株以上5,000株未満 地元特産品カタログギフト5,000円分 又は定期預金優待
- 5,000株以上 地元特産品カタログギフト15,000円分 又は定期預金優待
カタログ商品の内容は、地域応援スタイル。広島産カキフライとか、オタフクソースのセットとか、カーブグッズとか。
5,000円分の方は、48種類から選択できます。
7/1に申し込み開始だったので、7/4に見てみたところ、カーブグッズがすでに品切れしてました。すごい人気!
商品一覧は、ひろぎんHDのウェブページから誰でもアクセスができます。気になる方はぜひ見てみてください!
2)広島美術館招待券
この招待券は、保有株数に左右されず、全員一律2枚がもらえます。
有効期間は、7月~翌年6月末の1年間。
広島美術館は、特別展の質が高くて、街中でアクセスも良いので、無料で入れるのは嬉しい。アンデルセンのパン等が食べられる、中庭を眺めるカフェもあります。
入場料は、展示内容によって異なるようです。今秋にはミュシャ展が予定されているので、行きたいです。
3)広島3大プロ観戦・鑑賞チケットの抽選権
野球のカープ、サッカーのサンフレッチェ、オーケストラの広島交響楽団の三つの中から、一つを選んでチケット抽選に応募できるというもの。
保有株数に応じて、抽選権の口数が変わります
- 100株以上 1口
- 1,000株以上 10口
- 5,000株以上 50口
応募は、QRコードを読み込んだ先のWEBか、専用はがきにて。当選結果は来年2024年の2月なので、忘れた頃にやってくると嬉しいです。
お金の話:カタログギフトと定期預金コースをコスパ比較
銀行株を保有していると、株主優待で定期預金の金利が優遇さることが多いです。
ひろぎんホールディングスも、カタログギフトか定期預金か、どちらか選べます。
内容は、5,000株未満の保有者が0.1%、5,000株以上の保有者が0.3%、金利上乗せしてもらえるというもの。
期間は1年で、上限500万円です。
気になったので、コスパ比較をしてみました。
500万円を1年間、0.1%の利回りで預けると?
利息は5,000円です。ここから税金が引かれるので、源泉徴収後にお財布に入ってくるのは3,984円。
しかも、支店に赴いて500万円預ける必要があり、当然その500万円は1年間使えません。
カタログギフトが5,000円相当なので、比較すると、カタログギフトコースの方がお得です。
5,000株以上の金利0.3%の場合も、利息15,000万円で、税引き後11,952円。カタログギフトが15,000円相当なので、コスパはカタログギフトの方が良い計算です。
この定期預金コースを選択する場合、どういう理由があるのか考えが及びませんでした・・・。
以上、2023年のひろぎんHDの株主優待カタログのご紹介でした。
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