琵琶湖の南東側、東近江市の太郎坊宮(阿賀神社)は、穴場の名所!

聖徳太子にまつわる伝承が多い近江の地で、聖徳太子ゆかりの神社「太郎坊宮」に行ってきました。
下部お金の話は、6月という日本株投資家の繁忙月に、配当確認をすることについて。

※記載内容は2024年5月のものです。

アクセス

公共交通機関では、近江鉄道の太郎坊宮前駅から徒歩20分です。

米原から近江鉄道に乗ると、太郎坊宮前駅までは1時間弱。

私は今回車で行きました。神社の参拝に、駐車場は無料でした。

太郎坊阿賀神社

創建1400年を数える歴史ある神社です。

元々、この「赤神山」は、神宿る霊山と言われていたところで、聖徳太子がここに尊い気配を感じて、山頂に神様をまつったのが、神社のはじまりだそうです。

書物に残されているわけではないので、言い伝えではあるのですが。

山の麓から見上げると、きれいな形の山の中腹に、山肌に張り付くような建物が見えます。

赤の目立つ建物まで、車で登ったところに駐車場がありました。

徒歩の場合は、下から階段です。

赤の建物は社務所でした。社務所前の駐車場に車を停めて見上げると、聖徳太子の像があります。

説明を読んだところ、「四天王寺の建設資材用に近江で瓦を造っていた頃、太子が太郎坊山の神様の使いである天狗と会った」という伝承があるとのこと。

夢がありますね。

社務所から、眼下に八日市の町並みが広がります。

参拝は無料。駐車場から、きれいに整備された、段差に無理のない階段を行きます。

すぐに、下から登って来る階段と合流するのですが、木の鳥居が並んでいるのが印象的です。

気になって少し下ってみたところ、無数の鳥居をくぐりながらの道のりになっていました。朱色じゃない鳥居群て、あまり見かけませんよね。

ちょっと寄り道しましたが、ひたすら階段を登って行きます。

すると、「夫婦岩」という、大きな割れ目のある巨岩が現れます。

その昔、神の力で押し開かれたと伝わるのが、この夫婦岩。間を通り抜けると、願いが叶うといわれています。

岩の間は、神秘的な雰囲気!確かに違う空気を感じます。

夫婦岩を通り抜けたところが、展望台舞台になっています。

舞台の上からの眺め。

この舞台は、清水の舞台より4m高いそうです。

急斜面にあるので、すぐ横には別の建物の屋根。

そして、舞台から続く階段の上に、本堂。

本堂を横から見ると、大岩の上に建っているのが分かります。

さらに本堂の下に周ってみると、一部浮いてる!

こんなバランスで本堂造っちゃうあたり、修験の山っぽいと感じます。

一願成就社

ここの天井画には、多種の植物が描かれていて、かなり見事でした。

社務所の駐車場から、夫婦岩や本堂をぐるりと周って約30分。山の麓でも車を停めて写真を撮ったりしたのも含めて、観光所要時間は、1時間ほどでした。

ただしこれは、車で山の中腹まで登ったからの時間なので、麓から階段を上り下りする場合は、さらに20~30分プラスで見ておくといいでしょう。

また、社務所の中に町並みが一望できる天空カフェもあったので、お茶するならさらにプラスで余裕があると融通がききます。

この太郎坊宮、歴史も古く、境内は見ごたえあり、絶景も楽しめるというのに、休日にも関わらず参拝客は少数でした。かなりの穴場を発見した気分です!

お金の話:6月は、日本株投資家の繁忙月(配当)

会計年度が4月~3月の会社はほとんど、株主総会を6月に開きます。

投資家の元に、株主総会と議決権行使の案内状が、株を保有する各社から送られてきて、郵便物がやたらと増える時期です。以前と違って、詳細な資料はインターネットで閲覧することとなったので、郵便物ごとの厚みは随分減りましたが、通数は変わりません。

開封して、資料を読んで、議決権を行使する、この作業にはとても時間がかかります。仕事を、やってもやっても終わらない、みたいな(笑)。

株主総会の資料の量が多くて、丁寧に見ていられない場合は、ひとまず財務上の重要ポイントの一つ、配当による株主還元についてだけでも目を通します。

配当金は、株主ひとりひとりに、近いうちに直接入金されるお金です。株式投資の醍醐味の一つ!3月決算の会社の期末配当金は、多くが6月下旬に振り込まれます。

その配当金が、前年より減る「減配」は、悪いサインです。納得できる理由によるものかと、一時的に減配があってもその企業の将来的な成長が見込まれるかどうか入念に確認しておくことをおすすめします。

配当金が前年より増える「増配」は、企業の成長を示す良いサインです。増配は、期待成長率・期待リターンが上昇するので、株価UPに直結します。

日本株の多くは、次期増配シグナル=企業の成長と捉えられて、増配の情報があれば、決定前であっても、期待から株価が上がるんです。

また、配当による株主還元には、創立〇周年などの理由から、記念配当や特別配当がある場合もあります。

ちなみに、議決権行使の議案に度々登場するのが、「余剰金の処分について」です。これは、今期の配当金を〇〇円としたいのですが、いいでしょうか?と株主の決を集めるものです。

ということで、面倒でも、この機会に保有株の配当情報を確認をしましょう!

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