岐阜県の藤の名所「竹鼻別院」と周辺グルメ。名古屋から半日旅

岐阜の藤の名所「竹鼻別院」へ。名古屋からのルートと、周辺グルメをご紹介します。

名古屋から午前中いっぱいを使っての旅。美しい紫の藤の花見と、周辺のグルメを堪能しました。

竹鼻別院は、名鉄を使うとアクセスしやすい場所にあります。

名鉄竹鼻線の「羽島市役所前」駅から、徒歩5分弱です。

旅程

名古屋からの移動含めて、全5時間の旅

  • 名鉄 名古屋~名鉄羽島線羽島市役所前駅 約50分
  • 朝食 カフェでモーニング 20分
  • 花見 竹鼻別院で藤のお花見 60分
  • 周辺散策 40分
  • ランチ 絶品みそかつ 40分
  • 名鉄 羽島線羽島市役所前駅~名鉄名古屋 約50分

アクセス

名鉄名古屋から、名古屋鉄道名古屋本線を、岐阜方面の特急に乗ります。

木曽川を渡って、岐阜県へ。

名鉄岐阜の手前「笠松」駅で、竹鼻線に乗り換えです。ここからは、単線を行く路線。

乗り換えてから、17分で羽島市役所前駅に到着しました。

モーニング 「ビー珈琲」

駅からゆっくり歩いて5分ほどのところにある、きれいなカフェ。

竹鼻別院とは方向が違いますが、9時の開店に時間が合ったので、一息入れたくて訪れました。

モーニングメニューには、ドリンク代のみから、それにプラスする豪華なタイプが色々あります。そそられる!

ドリンク代のみの「シンプル」モーニングを注文しました。

飲み物は、カフェラテ 600円

数時間後にはお昼ご飯ですが、それでも食べてしまうことに、多少の抵抗感はありましたが。食い意地には勝てません。

シンプルモーニング ドリンク代のみ

メニューには、サラダ・パン・ゆでたまご、と書いてあったけど、出てきたお皿には、ゆでたまごの代わりにベーコンが。

玉子、高いですもんねー。

パンはさっくりした食感です。野菜とベーコン乗せて、サンドイッチ風にいただきました。

軽かったので、頼んで正解でした!

住宅街に、こんな素敵なカフェがある町っていいなー。

周囲の家々も、歴史ありそうなステキな古民家から、新しいおしゃれなお家など、とても雰囲気の良い住宅地でした。

真宗大谷派竹鼻別院

駅前には、周辺観光案内があります

駅から歩いて数分で、竹鼻別院に到着しました。

住宅地の中にあるお寺です。

山門

趣のある山門は、大正時代に再建されたものだそうです。

もともと、立派な山門があったものの、濃尾大震災で倒壊した歴史があるとのこと。

山門をくぐる前から、もう藤の薄紫が目に飛び込んできます

訪れたのは、2023/4/13で、まだ咲き始め。

それでももう、藤の甘い香りがしっかり漂っていて、しばらく近くにいると、ちょっと酔ってしまいそうなほど。

近くに行って分かったのですが、ここの藤は、一本でこれだけの花を咲かせています。

樹齢300年以上の古木は、岐阜県指定の天然記念物。

高さ2.4メートル、枝の張りは、東西33m、南北15メートルの巨木です。

そんなおじいちゃん(おばあちゃん?)にも関わらず、樹の勢いがすごい。

ちょうちょのような形の、花数も多い!

ハチがブンブン飛び交って、花の蜜を吸っていました。

薄紫の藤の花と、青い空と、鈍色の寺の屋根のセットが好きです。

ここ竹鼻別院では、藤まつりが開催され、ライトアップもされるようです。

美濃竹鼻藤まつり 2023/4/19(水)~5/4(木)

満開は、さぞ見事でしょうね。

まだ咲き始めなのと、平日だったので、人はそれほど多くなく、ベンチも座りたい放題でした。

名残惜しいですが、寺を後にします。

竹鼻別院を出てすぐのところに、竹ケ鼻城本丸跡の碑がありました。

戦国時代、岐阜城の織田秀信の家臣が城主だったお城。

関ヶ原の戦いで、西軍側にあったこのお城、東軍に敗れて消滅してしまったそうです。

その隣には、羽島市歴史民俗資料館と、はしま観光交流センター

1階は、地元の名産品売り場、

2階は、昔の機織りや糸紡ぎの道具が展示されています。

整備された外観も好ましい、地元愛にあふれる施設でした。

ランチ とんかつ「たちばな」

お昼ご飯に、事前にリサーチしていたとんかつを食べにいきました。

入り口が緑に覆われていて、ここを入っていいのか?とちょっと不安になる外観。

でも、ここで合ってました。

メニューは、みそかつと海老フライのみ。みそかつは、大きさやヒレかつかを選びます。

注文を受けてから、丁寧に肉を叩いて衣をつけて、揚げる。

揚げている間に、お皿にキャベツを盛る。サクラエビとカイワレを乗せて、彩りを加える。

和辛子を添えて、揚がったとんかつをサクサク切って乗せる。

さらりとした味噌タレを、たっぷりかける。

カウンターで、静かにその工程を眺めているだけで、嬉しくなるような所作です。

Aかつ(多分一番ちいさいの)がきました。

Aかつ 1420円

平日のランチには赤だしがサービス、ご飯は別です。

私はご飯なし、みそかつを味わうことに集中です。

東海の濃い味噌は、苦手な方なはずなのに、甘い味噌が、美味しい!たっぷりのさらさら味噌のおかげで、衣の油っぽさを感じさせません。

お肉も柔らかいこと。かなり厚みのある豚肉ですが、さっくりと嚙み切れます。

お店を切り盛りしているのはお二人。おじさんは、とっても紳士的で好印象。おばさんは、声掛けに心がこもっていて優しい。

席は、カウンターと小上がり2卓。

ランチタイムの12時前後だったこともあり、ひっきりなしにお客さんが入ってくる状況でした。

味もお店の人も雰囲気も良い、最高のみそかつ屋さんでした。

花見にもグルメにも満足して、帰路につきました

羽島市役所前駅で、電車を待つ時間も苦になりません。

元来た単線を走り、名古屋へと戻りました。

お金の話

この日使ったお金は、以下の通りです、

  • 名鉄名古屋~羽島市役所前 680円×往復=1,360円
  • モーニング カフェラテ 600円
  • ランチ みそかつ 1,420円

合計 3,380円

以上、岐阜県の藤の名所「竹鼻別院」と周辺グルメのプチ旅行記でした。

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