名古屋から日帰り旅。竜吟峡はこんなところ!元添乗員ならではの、効率の良い旅の秘訣も!

岐阜県瑞浪市の竜吟峡で、7つの滝と湖を巡るお手軽ハイキング

※記載内容は2023年11月時点のものです。

旅程

名古屋からの移動含めて、4時間半の行程です。

ちょっとどこか行きたいな、という時にぴったり!

  • 名古屋駅~釜戸駅 約1時間(55分)
  • 竜吟峡ハイキング 2時間半
  • 釜戸駅~名古屋駅 約1時間(55分)

朝早めの出発であれば午前中だけ、お弁当持参で日中、午後になってすぐの出発で午後だけ、と臨機応変なスケジュール作りが可能です。

竜吟峡はこんなところ

ハイキング出発のJR中央本線釜戸駅

駅から歩いて1㎞ほどで、国道19号線沿いの駐車場に到着しました。かなり緩やかな登りで15分ほど。

駅からここまで店は無く、国道の駐車場近くにコンビニ(デイリーヤマザキ)が1軒あっただけです。

「ドラゴン21」という陶製モニュメント、陶磁器産業が盛んな瑞浪市のシンボルは、中に入ると竜の卵がいっぱいでした。

ここからは、乗用車1台が通れるくらいの道幅で、竜吟峡入り口に向かって、ずっと上り坂。

しばらく上ったところに、竜吟峡駐車場がありました。乗用車ならここまで車で来ると便利!休日の午前9時頃は、まだガラガラでした。

駐車場は日がよく当たるので、紅葉が見ごろです。

さらに上ると途中に陶製のたまごがあって、覗くと中に白い竜!

下で見たドラゴン21が産み落としたという設定じゃないかな?

ここから、7つあるという滝を巡っていきます。

一の滝

もう着いたの?と拍子抜けするくらい、駐車場からすぐでした。5分くらい歩いたかな?

一の滝近くに、ビジターセンターの「瑞浪市自然ふれあい館」があり

そこで冷たい飲み物やコーヒーが買える他、きれいなお手洗いがあります。無料でボルダリングもできるようです!

とにかくずっと上りです。時には段差が大きな階段も。

二の滝

え?もう次の滝?という印象を持ったほど、すぐ到着します。

幅広で、水しぶきが美しい小さな滝。

三の滝

正面からは見ることができませんが、岩の間を流れ出る水の響きが耳に心地よく響く静かな場所です。

4つ目以降は、滝に数字ではない名前がついています

えびす滝(四つ目)

この辺りから、滝?どこ?というような、落差が小さい又は水量が少ない滝になります(笑)

水が高所から落下している様子は、かろうじて確認可。

あんま滝(五つ目)

ずっと急な坂道を上ってきているのですが、どの滝もその山道から滝が見えるのではなく、滝のある場所まで下ります。滝を鑑賞し終えたら、また山道まで上って戻る、という…。

足の腿と膝に疲労を感じずにはいられません。

秋で落ち葉がたくさん、色とりどりなのは、足元を見てあるいても元気になります。

昇竜の滝(六つ目)

ここはもはや、「滝」という言葉から連想されるものではなく、ちょっとした急流という印象を受けるところ。

梵天の滝(七つ目)

最後の滝は、小さいながらも滝つぼが広めで、水の流れが静かでした。

七つ目の滝から、あと350mで湖まで行けるということで、せっかくだから足を延ばします。

森の中のアスレチックフィールド(人気ゼロ)を通り越して、辿り着いたのが・・・

竜吟湖

防災用のダムである竜吟ダムによってできた、人造湖らしいです。ダムはここからは見えませんでしたが。

正直私には、ふーん、という薄い感情しか沸いてこない景色…。

元来た道を、JRの駅まで戻ります。

ここまで、駅を出発して2時間半でした。

なお、釜戸駅には、ウォーキングマップがたくさん置いてあったので、地図がなくてもこれを持って歩けば大丈夫です!

名古屋から手軽に行けるハイキング先としては、いい場所にある竜吟峡。

観光地としての7つの滝は、一の滝が一番落差があって見ごたえがあり、駐車場からも近いので、滝を見るなら一の滝だけでいいと思います。

自然の中をたくさん歩きたいとう場合は、湖まで歩くのもいいと思いますが、お弁当を広げて食べるという、開けた平らな場所があまりないので、そこは期待しないでおくと良いかと。

晴天だったこともり、川の流れを感じる山の中を気持ちよくハイキングできました。

個人的には、2回目は無いな~というのが正直な感想です!

アスレチックフィールドがもっと本格的だと、きっと人気がでると思うのですが。

お金の話:効率の良い旅をするために

日帰りなどの短いものも含めて、旅行は、移動の連続です。

私は以前、添乗員として多くのお客様に「旅は一方通行、気になることは後回しにしないこと」とアドバイスしていました。この考えを今でも守り、旅行を楽しんでいます。

往復の旅でも同じです。行きに興味を引かれた場所やものを後回しにすると、帰りには時間や疲労から断念せざるを得ないことがあります。それだけに、見たいものや欲しいものがあれば、即見る・即買うことを心がけています。ただし、買うのは生ものや重たいもの、大きなものは除外。

それらをお土産にしたい場合は、宅配か、最後に時間を確保しておきます。その時間にゆっくりと買い物ができるので、後悔することなくお土産を手に入れることができます。

小さなことも積み重なれば、旅の満足度を大きく左右します。だから、上下左右の興味を余さず拾いながら進むことが、効率のいい旅の秘訣です。

以上、竜吟峡の訪問記でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました