名古屋から仕事終わりに気軽に行ける、一泊朝食付きで知多半島の海辺の温泉宿!

12月のある日、寒いから温泉に行きたい!と思い立って出かけたのは、知多半島の野間にある温泉宿。海を望む露天風呂が最高でした。お金の話は、中学生の公民教科書にある金融の話。

※記載内容は2023年12月のものです。

旅程

名鉄名古屋駅から知多半島の名鉄野間駅まで、途中富貴駅で乗り換えて1時間と少し。

交通の便がいいので、かなり手軽に行けちゃいました。

ホテル小野浦

所在地は愛知県知多郡美浜町。あまりの寒さに急激に温泉への思慕が高まり、宿泊前日に予約をしたお宿です。

急な予約にも関わらず、大変親切にご対応いただけました。最寄りの野間駅まで2キロほどですが、電車到着の時間に合わせて車で迎えに来ていただきました。

同行者の到着時間が遅くなることから、夕食は付けられませんでしたが、近くの居酒屋に送迎を申し出ていただくなどの神対応!

宿泊したお部屋は、8畳の和室です。

これぞ旅館!というシンプルな内装で、布団を二組敷くといっぱいになるサイズは、おこもり感があって落ち着きます。

部屋の窓からは、伊勢湾の景色。私は広い海を眺めるとなぜか落ち着くので、こういう景色が大好きです。

日没にはギリ間に合いませんでしたが、この辺りは夕焼けがきれいだそうです。

お風呂は、館内には展望風呂があって、夜は23時まで、朝は6時から入れます。その大浴場からも海を眺められました。

今回のお目当ては、外にある貸し切りの露天風呂。

寒風吹きすさぶ中、外を歩いて露天風呂へ向かいます。

駐車場の向こうにある、漁師小屋風の二つの貸し切り露天風呂。フロントで時間予約をしておくスタイルです。

貸し切りだというのに、湯船がとても広い!すぐ先が海!

ものすごい解放感のある露天風呂です。 風が冷たいので、のぼせることなく長くお湯を楽しめました。

たまたま空いていた時間があったので、貸し切り露天風呂には夜と早朝の2回入らせてもらいました。何という贅沢。大満足です。

ただしこの貸し切り露天風呂は、2024年の1/9~3/14の間、冬期閉鎖するそうです。

朝食は、別途半個室でご準備いただきました。

朝から品数豊富な豪華な和食に、テンションが上がります。

さすがに焼きたての魚は美味しく

朝から鍋も温かく

さらにできたての鯛のあら煮が届きました。

イワシの甘露煮が好みの味だったので尋ねると、近くのつくだ煮街道からの品物とのことでした。いい情報をもらいました。

露天風呂が春に再開したら、今度は、美味しいと評判の夕食も付けて再訪したいです。

野間エリア観光

チェックアウト後は、ホテル周辺を散策して、そのまま歩いて野間駅まで行きました。

砂浜に打ち寄せる、ちょっと高めの波の音が心地いい散歩路です。

野間埼灯台まで、ホテルから歩いて5分くらい。1921年の大正時代に点灯した、知多半島唯一の沿岸灯台だそうです。

晴れていたので真っ白な美しさが際立っています。

灯台の向こうには伊勢湾、タンカーや船の向こうに、うっすら見ているのが、三重県。津・松坂から伊勢辺りまで見えているのでしょうか。

中部国際空港(セントレア)が近いので、飛行機が頻繁に飛んできます

海辺を離れて、名鉄野田駅へは野田の町中の道を歩きました

レトロな町並みの中にあった、野間郵便局旧局舎

お寺も数多くあって、南知多三十三観音霊場の札所巡りも盛んなようでした。いつか歩いてみようかな。

すっかり馴染み深くなった名鉄に乗って、名古屋へ戻ります。

そう遠くない場所で一泊しただけなのに、しばらく遠くに行っていた気分にさせられる旅になりました。

お金の話:中学生の公民の教科書から学んだこと

先日、中学生に公民の金融について教える機会がありました。

教科書には、預金や利子、金利といった用語が短い文章の中に詰め込まれていて、それを読むだけで理解するのは容易ではないと感じました。

中学生に銀行は何をするところだと思うか?と問うと、銀行はお金を預かるのが仕事だという答が返ってきました。そこで、銀行は人や企業にお金を貸すことがメインの仕事なんだよ。という点に力を入れて説明しました。

銀行は預金で集めたお金を貸して、借りる側から多くの利子を受け取り、預金している人々に少しの利子を支払う。その差が銀行の収益になっているんだと。

次に金利について。あなたは金利は高い方がいいのか、低い方がいいのか?と問うと、ピンと来ていない様子。

金利とは元金に対する利子の比率です。お金を借りる側は、金利が高いほど借り入れが難しくなります。たくさん利子を払わないといけないから。

逆にお金を預金する側は、金利が高いほどお金を預けたくなります。たくさん利子を受け取れるから。お金を持っている人々は金利が高い場所でお金を預けることを好むのです。

米ドルが強い理由も金利に関係しています。米ドルの金利が高いため、お金を持っている人々は米ドルでお金を預けることで利益を上げられます。

金利が低い日本円でお金を預金しても利子が少なくて増えないから、日本円を売って米ドルを買い、米ドルで預金をする方を選ぶと円の価値が下がって円安になるんだよ、と。

中学生が、一度で理解してくれたかは疑問ですが、改めて公民の教科書に書いてあることを説明することで、こちらが勉強になりました。中学生の公民の教科書には、日本銀行と政府や銀行、個人との関係や、株式についても教えています。

今後も継続して教えることで、新たな気づきを得ることができるかも!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました