名古屋市半日旅とお金の話。興正寺と桃厳寺の大仏めぐりの魅力からTOPIXまで。

名古屋半日の散策で隠れた名所巡り。初訪問の興正寺と桃厳寺の大仏に癒されつつ、本業ではTOPIXの解説をします。

旅程

  • 興正寺参拝 50分
  • 移動のお散歩 35分
  • 桃巖寺参拝 20分

八事山興正寺

名古屋市昭和区の八事周辺は、今は緑豊かな住宅地なのですが、このエリアは名古屋の市街地より標高が高いので、江戸時代から、日帰りで気軽に遊びにいける行楽地として親しまれていたようです。

昭和46年までは、路面電車が走っていたとのこと。今もあると雰囲気よさそうなのですが。

さて、本日のお目当ては興正寺です。

約300年前に開山した歴史ある興正寺は、尾張徳川家の祈願所。

地下鉄八事駅からすぐの場所にあってアクセスが便利なのに、これまで一度も行ったことがありませんでした。

参道の中門をくぐると、立派な五重塔前に、象徴的な大仏像。

紅葉の時期で、もみじと大仏様との赤の協調がきれいです。

本堂の裏の普門園は、ライブラリースペース&お茶所から眺めることができました。

庭園を囲むように回廊が巡っていて、凛とした雰囲気があります。

境内は広く起伏があるので、長い階段は当然ですが、エスカレーターもありました!

彩りの瓦と紅葉

八事山内で最も高い所にある大日堂へ続く墓地参道

昔大日堂あたりからは、熱田神宮のある森や、名古屋の港が一望できたとのこと。それが本当なら、絶景ですね!

今回初めて訪れた興正寺ですが、毎月5・13・21日には露店が出店するそうなので、それも一度来てみたいです。

名古屋大仏桃厳寺

興正寺から桃厳寺まで、地下鉄名城線で3駅、距離は3キロほどです。山手グリーンロードという歩道がある広い道で、起伏はそう激しくないので、お散歩に最適でした。

途中名古屋大学を通り過ぎて、30分ほどで到着しました。

桃厳寺は、織田信長の弟である織田信行が、お父さんの織田信秀の菩提寺として建てられたお寺です。

一歩足を踏み入れると、すぐ前が交通量の多い広い道路であることを忘れさせるほどの静寂に包まれます。

ここへ来た目的は、名古屋大仏。

昭和後期にできたので歴史的建造物ではありませんが、すごい存在感を放っています。

大仏の高さは約10メートル、銅造の鮮やかな緑色であることもあって、その威容は迫力満点でした。

名古屋市内の観光スポットの一つとして、訪れる価値ありです!

お金の話:TOPIXって何?

TOPIX(東証株価指数)、通称トビックス。耳にするけれど、その正体はなんなのでしょうか?

TOPIXは、日本経済のバロメーターとして活躍していて、投資信託の目標数値として利用されています、先物取引もされています。

iDeCoなどで選ぶ投資信託に、TOPIX連動型とかいう文言を見たことありませんか?

TOPIXは、旧東証一部に上場していた全銘柄を対象とした株価指数です。その数値は、全銘柄の時価総額(株価×上場株式数)を基準日で割ったもの基準日の時価総額を100としたら、今がいくつなのか、を示す数値です。基準日というのは、1968(昭和46)年の1月4日です。

東証一部上場の全部の会社の価値を合計するので、株価の高い企業がたくさん株を発行している、いわゆる大企業の市場価値が影響を与えやすい仕組みです。

例えば、TOPIXが2,500.00なら、その時の旧東証一部に上場している企業の合計の価値が、1968年の25倍であるということになります。

単位が「ポイント」だから馴染みにくいんですよね。

ちなみに、今のところ過去最高値は1989/12/18の2,884.80です。

でも、「東証一部」って無くなりましたよね。そこで次回は、市場区分の見直しとTOPIXの関係性について解説します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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