魅力満載の琵琶湖一周に出かけました。一日たっぷり使うことで、たくさんの列車に乗って観光して、おいしい思いができました。ルートと費用を大公開。
※記載内容は2023年12月のものです。
旅程
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名古屋からの移動含めて、全10時間半の旅
- 8:31~10:50 名古屋駅~マキノ駅
- ~12:50 マキノ駅周辺観光(メタセコイア並木・軽食)
- 12:50~13:21 マキノ駅~近江高島駅
- ~14:21 近江高島駅周辺観光(大溝城後・乙女ヶ池)
- 14:21~14:58 近江高島駅~京都駅
- ~16:00 京都駅(おやつ・買い物)
- 16:00~16:49 京都駅~彦根駅
- ~17:31 彦根駅周辺観光(彦根城遠景・コーヒースタンド)
- 17:31~18:57 彦根駅~名古屋駅 駅名は全てJRです
名古屋から琵琶湖までの列車旅
温かい車内から流れる車窓の風景を堪能できる、冬の列車旅。
名古屋駅からマキノ駅まで、在来線を乗り継いで2時間20分でした。途中大垣・米原・近江塩津で3回乗り換えをしました。
琵琶湖は、米原駅を起点に反時計回りで一周することになります。
米原を出発すると、琵琶湖を眺めながら走る区間が多くあります。
進行方向左側の窓側席から見る、冬ならではの茶色い大地と青い湖。
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近江塩津駅を出発してすぐは、やはり左側の窓からキラキラの湖北が眺められました。
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マキノ駅周辺観光(メタセコイア並木・軽食)
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最初の下車駅であるマキノ駅で、自転車をレンタルしました。
レンタサイクル 500円
駅から目指すメタセコイア並木までは、バスで10分、歩くと30~40分と観光案内所の方の言。
メタセコイヤは今がベストです!ともおっしゃっていました。
自転車は、川沿いのサイクリングロードを走ります。
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途中、植林された杉林前で思わず足を止めました。まっすぐ伸びる木の幹が並ぶ光景が印象的です。
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駅から自転車をこいで15分くらいでしょうか、メタセコイア並木に到着しました。最後の直線が、ゆるいけど長い登りだったので、ゼィハァと息を切らしながらの道のりでした。
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500本のメタセコイヤが、2.4㎞の直線道路沿いに植わっています。車道とは別に広い歩道が設けられていて、車通りを気にせず散策が楽しめます。
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紅葉から落葉に移り変わっている時期で、地面の落ち葉も一体となった茶色の世界。
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往復約5キロの並木道を、自転車で撮影しながら1時間ほど散策しました。
マキノ駅まで戻る途中、道端でタヌキと遭遇!
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よく見ると、背中にまだ赤い血のにじむ傷跡が何本かあり、体毛がたくさん抜けています。心なしか後ろ足を引きずっているようでした。他の動物に襲われたのでしょうか、どうすることもできず、見送りました。
サイクリングロードのある川沿いにも、小さなメタセコイア並木がありました。
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マキノ駅まで戻ると、電車の時間まで30分ほどあったので、駅前にあったお店で小腹を満たすことにしました。
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チリドッグ400円+コーヒー250円
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程よく辛いドッグと、キリマンジャロの爽やかな風味。人気のない駅前で、このお店に出会えてラッキーでした。
近江高島駅周辺観光(大溝城後・乙女ヶ池)
次は、マキノ駅から約30分の、近江高島駅で下車しました。
以前JR湖西線で京都方面に向かった時、列車から見えた小さな湖と木の橋が気になっていたからです。
駅前にガリバー像があります。
ガリバーのいる池は琵琶湖を型取っているんですって。確かに植木で山脈まである。
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このガリバー像は、山の方にあるキャンプ場「ガリバー旅行村」の最寄り駅であることから作られたようです。
乙女ヶ池
JRから見えた内湖がこれです。駅から数百メートルくらいでしょうか。
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ここは奈良時代の764年に、日本の古代史に残る戦乱の場となった場所だそうです。古くから港であったと万葉集にも詠まれている、と案内板に書かれていました。
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木の橋は湖を横断して、琵琶湖側に渡されています。
なかなか風情ある静かな良い場所でした。
大溝城本丸跡
駅前の市民病院の駐車場敷地に、ひっそりありました。
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織田信長が安土城を築いた頃、琵琶湖の対岸であるここにもお城が造られたとのこと。明智光秀が設計したとかで 乙女ヶ池を外堀とした水城だったそうです。
発掘調査で船着場などが見つかっているとのことですが、見学は本丸の石垣だけです。
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上に登っても琵琶湖は見えませんでしたが、昔は見渡せたのかもしれません。
大溝城の城下町
お城があれば城下町もあります。と足を延ばしてみたのですが、現存している大溝陣屋の正門は、改修工事中でした。
通りの中央には、生活用水や防火用水として整備された町割り水路が残っています。
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道路の真ん中にぽかっと水路が口を開けていて、夜暗いと落ちそう…
近江高島駅から湖西線に乗って、琵琶湖を今度は西側から眺めながら進みました。
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京都駅(おやつ・買い物)
近江高島駅から、新快速に乗って40分弱で京都駅です。
雲の無い青空に京都タワー
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ランチが軽かったので、しっかりおやつを摂るべく駅ビルの「はしたて」へ、お気に入りのさば寿司を食べに行きました。
鯖寿司セット1,980円+生ビール小550円
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昆布のさば寿司二切れと、焼き鯖寿司一切れ。それに、ほうれん草のお浸しや玉子焼き。京都の老舗料亭和久傳が営むお店だけあって、一品一品がおいしいです。
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持ち帰りのさば寿司も作ってもらって、お土産に♡
それにしても、平日の午後だというのに、京都駅は人だらけでした。土産物屋のレジには、どこも長い行列です!
私は、漬物屋など決めていたお店だけせっせと巡ってから、京都駅を後にしました。
彦根駅(彦根城遠景・コーヒースタンド)
京都駅から乗車50分で彦根駅です。
ここで、彦根城の遠景とお気に入りのカフェラテをお目当てに、本日最後の途中下車をしました。
駅前のアル・プラザ彦根の屋上にある展望台
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日没直後の空のグラデーションと彦根城
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そして、彦根駅一階のコーヒースタンドへ。
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コロナ禍のいつだったか、たまたま立ち寄ったらすごく美味しくて心に残っていたコーヒー屋さんです。再訪できて嬉しい!
カフェラテ500円
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ずっしり重いタイプのエスプレッソに、濃いフォームミルクがたっぷりの、満足感の高い一杯。
次も彦根駅に来たら絶対飲みたい一杯です。
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彦根駅から名古屋駅までの帰路は、米原・大垣での乗り換えを経て在来線で1時間半です。
東京だったら、このくらいの時間をかけて通勤・通学をしている人は珍しくないと考えると、もう近くに感じます。
名古屋駅に着いたのは午後7時前。
こうして、琵琶湖一周大満喫の一日は終わりました。
お金の話:この日使ったお金は?
名古屋から日帰りで琵琶湖一周プラス京都の旅にかかった費用をまとめます。
<交通費>
JR青春18きっぷ1回分 2,410円
レンタサイクル 500円
小計 2,910円
有料の観光地が無かったので、あとは飲食とお土産代です。これは人それぞれになりますが、参考までにこの記事でご紹介した飲食は以下の通りです。
<飲食費>
軽食(ホットドッグ&コーヒー) 650円
さば寿司セット(&生小) 2,530円
カフェラテ 500円
小計 3,680円
合計6,590円、贅沢しました!(お土産代除く)
青春18きっぷを使うと、交通費がぐっと抑えられるので、旅行の計画が立てやすくなります。
以上、青春18きっぷを使った、琵琶湖一周旅のご紹介でした。
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