JR多治見駅を起点に、永保寺・タイルミュージアム・陶芸通り、多治見のいいところばかりを巡りました。一日たっぷり観光したルートと費用をご紹介します!

岐阜県多治見市は、夏の暑さが有名なので、行きたい場所を温めつつ秋を待って、このほど行ってきました。思いがけず美味しいお蕎麦にも出会えて、満足の一日を過ごしました。

好天に恵まれて、一番遠いタイルミュージアム以外は、徒歩移動。あっちもこっちもと欲張って回ったら、滞在時間6時間半で、10キロ以上歩いていました!

<旅程と費用>

  • 9時50分 JR多治見駅を出発
  • 10時20分~ フレンチトーストモーニング 550円
  • 11時~12時 永保寺で紅葉狩り
  • 移動 バス 200円
  • 13時半~ お蕎麦ランチ 1,100円
  • 14時~14時45分 モザイクタイルミュージアム 310円
  • 移動 バス 200円
  • 15時15分~ 本町オリベストリート散策
  • 16時10分 JR多治見駅に到着

合計 2,360円

<JR多治見駅>

名古屋から中央本線に乗って約40分、特急も停まるので、駅は大きくてきれいです。

<灯屋でモーニング>

フレンチトーストに季節のアイスクリームを添えたモーニングを目当てに、まずはカフェ「灯屋」へ。次の目的地である永保寺に近いのですが、駅からは遠い。2.3㎞を、30分かけて歩きました。上り坂も上り階段もあって、けっこうな運動になります。少しは日頃の運動不足解消になったかも。

到着したら、車で来ている人がほとんどで、タクシーで乗り付けてきている人もいました。

店内は、とても落ち着いた雰囲気です。

朝だけの贅沢、モーニング。コーヒーを注文したら、フレンチトーストがサービスされます。月変わりのフレンチトースト、11月はキャラメルのフレンチトーストでした。

コーヒー 550円

キャラメルシロップとキャラメルソースのフレンチトーストに、キャラメルアイスが付いています。

12月はチョコレートのフレンチトーストとのこと。毎月通いたい!

モーニングが11時までだからだと思いますが、11時前には数組が外で待っているほどたくさんのお客さんがありました。

<永保寺>

灯屋カフェから350mほど坂を下ると、永保寺(えいほうじ)の駐車場です。

いくつかの寺院と庭園がありますが、境内特に拝観料等は必要なく、自由に散策できました。

続芳院(ぞくほういん)。室町時代に創建された寺院だそうです。佇まいが素敵なのは、きれいに掃除をされているからか、余計なものが無いからなのか…。自宅の掃除を怠るまいという気になりました…。

奥へと進み、永保寺本堂を抜けた場所が、大きな池と庭園です。

国宝の観音堂へと渡る木造のアーチ橋が、とても絵になります。紅葉もちょうどきれいで。

その木造の橋は、歩いて渡ることができました。

橋から見る国指定名勝庭園も、お寺の凛とした風情とひとまとめで美しい。多治見にこんな素敵なお寺があることを、初めて知りました。

11月はちょうど紅葉の良い季節。赤に染まりつつあるもみじが印象的でした。

帰りは黒門から出ました。山寺のような雰囲気。

<ランチ>

バスの時間をちゃんと調べておかなかったので、永保寺から駅までまた歩き、さらに次の目的地モザイクタイルミュージアムまで行くバスへの乗り継ぎも悪かったので、移動に1時間以上かかってしまいました。

お昼は、ミュージアムのすぐ近くに「楽蔵亭」というお蕎麦屋さんがあり、入り口の「新そば」の張り紙を見て入りました。

かき揚げ丼とお蕎麦のセット  1,100円

これが、大当たり! 蕎麦の香りも歯ごたえも好みで、ボリュームもしっかりあって、とても美味しいお蕎麦でした。

<モザイクタイルミュージアム>

東鉄バスのバス停の名前にもなっていて、目の前にバスが停まるので、帰りのバスの時間はチェックしておきました。1時間に1~2本くらいです。

建物のデザインがユニーク!タイルの原料となる粘土がモチーフの外観。

壁にぽっかり穴が開いているような入り口がかわいい

モザイクタイルミュージアム 310円

大正時代から美濃焼のタイルが作られ始めて、今、多治見はモザイクタイルの生産量が日本一なんだそうです。このミュージアムは、美濃焼のタイルを使った、アンティークから現在の生活までの展示がありました。

中は4階構造になっていて、4階は天井に穴が開いている構造。青空と、太陽光に照らされるタイルを愛でるため? とてもきれいです。

4階と3階には、タイル画や、タイル貼りのレトロな洗面台、テーブルなどのタイル作品の展示。

2階は、現代のタイルのある生活のイメージ展示です。こんな水回りはステキだなと思えるもの。購入相談もできるようです。

1階のミュージアムショップでは、モザイクタイル売ってて、ちょっとしたフレーム工作なんかに使えそうです。用途がイメージしきれず、購入せず帰りましたが、タイルの詰め放題はやっておけば良かったかも。

モザイクタイルミュージアム、モザイクタイルの美しさと魅力が詰まっていて、行って良かった場所の一つとなりました。

バスで約20分、多治見駅まで戻ります。

<本町オリベストリート>

最後に、駅から1.2kmの場所にある、美濃焼の陶磁器問屋通りを歩きました。

古い蔵や商家が残っていて、それを活用したお店がたくさんありました。

陶器店やギャラリー、カフェやお食事所。

歩いたのが午後3時半くらいだったのですが、あまりに人通りが少なくて驚きました。陶器は頻繁に買うものではないからでしょうか。

私がレトロな建物見学や路地裏散策をして、ベーカリーで買い物をして、駅からの往復を入れて1時間強。手軽にトリップ感を楽しめる穴場かもしれません。

そして、駅から本町オリベストリートの間にあるながせ商店街に、とても素敵な本屋&喫茶店がありました。

これは、2階への階段を、2階から撮った写真なのですが、タイル張りの柱と木の手すりとシャンデリアが、すごいおしゃれ!

本を置いてある本棚が、タイル張りのフレームになっていて、これもすごいおしゃれ。

1階の半分は喫茶店になっていて、隠れ家っぽい雰囲気を醸し出していました。夜9時までの営業で、お酒も出るかも。次に多治見に来たら、絶対ここに来ようと誓いました。

多治見での滞在時間は6時間半。スマホの歩数計で、1万8千歩を超えていました!

ミュージアムまでのバスを軸に工程を組み立てた方が良かったなという反省点はあるものの、朝も昼も美味しいものを食べて、紅葉を堪能し、行きたかったミュージアムと古い町並みを楽しめたので、総じて良い旅行となりました。

東海って、見どころがたくさんあって、とても楽しいです。

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