ずっと気になっていた、ミツカンミュージアムに、行く機会がやってきた!
旅程
ミツカンミュージアムは、 JR武豊線の半田駅から徒歩3分の距離にあります。名鉄の知多半田駅からも、徒歩圏内です。
名鉄知多半田駅→JR半田駅→ミツカンミュージアム
今回は名古屋駅からJRで向かいました。30分に1本くらいしかないので、時間の都合によっては名鉄で行ったかもしれません。
・JR 名古屋駅~半田駅 1時間弱
・現地滞在 2時間(120分)
ミツカンミュージアム
ミツカンミュージアムの見学は、オンライン予約をしていきました。事前に日時と人数の予約だけしておいて、支払いは現地にて行います。
雰囲気のある外観
全館コース(ガイド付き90分) 大人300円
案内の方と一緒に、歩いて展示室を順番に周って説明を聞くスタイルです。
<各展示室の様子>
最初に、江戸時代のお酢の作り方を学びました。お酢作りに使用していた、大きな樽に、等身大の働く人のパネルが。
お酢がどうやって作られているのか、考えたことも無かったのですが、たくさんの工程を、時間と労力をかけて作られるものだと知りました。
昔のお酢製造の全行程をミニチュアで再現した模型。
細部まで作りこまれていて、かわいい!
ミツカンが、江戸時代に愛知県の半田で創業されたということを知りませんでした。毎日お世話になっている調味料なのに、知らないことだらけ。
次に、現在のお酢の作り方を学びます。機械化されていても、菌を繁殖させる時間はかかりますよね。
一部屋毎に印象の違う展示室で、部屋の移動には、ゴージャスな演出もあったりして。飽きることなく時間が過ぎていきます。
長さ20mほどの船がある、展示室。
この船は、半田からお酢を運ぶための船を再現したものだそうです。
甲板の上では、アニメーション映像で半田から江戸にお酢を運ぶ航海を体験できました。アニメーションのデザインにもこだわりを感じます。
ガイドさんの説明が一通り終わってから、ミニシアターで食文化をテーマにした映像をみたあと、体験コーナーへ。
<体験コーナー>
体験コーナーにあるのが、マイ味ぽんが作れるという「味ぽんスタジオ」。これは、写真を撮ってラベルにする、プリクラ。撮ってラベルにする(だけ)でした。
おすしの握り体験
おもちゃの寿司を握る(だけ)という、かなり拍子抜けな遊び。対象年齢は、10歳くらいまでと思われるのに、参加してしまった(笑)
<館内>
ミツカンミュージアムから眺める、運河沿いの黒塀の倉庫。
この日はあいにくの雨でしたが、それがまた雰囲気出してました。古くから続く景観を大切に維持されているのですね。
酢作りの歴史と、ミツカンのこだわりというか自負心を感じるガイドコースでした。
日本の食文化の魅力を、改めて感じる大人の社会見学という感じ。
お金の話
全館コース(ガイド付き90分) 大人300円
この設備でこの内容でこの金額。利益を得ようとしていない金額設定であることは明らかです。であれば、どうせなら、もっと余韻が長引く宣伝広告に活用したらいいのではないかと思います。
稚拙ながら、思いついた案がふたつ。
1)入場料を500円にして、選べるお土産付きにする。
お土産は、ショップにあるミツカンの小物や文具、小さいポン酢、新商品の試供品など、子供から大人までをカバーしたラインアップで。
来館時の体験だけではなく、家に持ち帰ってもミツカンに触れることで、より宣伝効果を持続させることが狙いです。
選べる品は常に同じということはなく、都合に合わせて変えれば、負担は大きくならないかと。
2)有料で本当の「マイ味ぽんつくり」をする
「マイ味ぽん」と聞いて、自分で酢やしょうゆを調合して、オリジナルの味ぽんを作れるのかと勘違いしていました。
が、そっちの方が人気がでると思います!香辛料とか、パウダー状の柑橘類とかずらりとケース内に揃えて、カウンター越しに注文を受けて配合するような。
そんなマイ味ポン作りがあったら、話題になると思います。やってみたい~!
以上、勝手に妄想を膨らませましたが(笑)、半田市にあるミツカンミュージアム訪問記でした。
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