道東旅5日間、4日目の工程(根室→知床)と、使ったお金の記録です

4日目は、道東の魅力の一つ、絶景ドライブを楽しみました。根室から、オホーツク海沿いを北上し、羅臼町から通行時間に制限のある知床峠を超えます。

<4日目の工程>

移動距離 220km

  • 8:00 ホテル海陽亭で海鮮尽くしバイキングの朝食
  • 9:30~16:00 知床ねむろ北太平洋シーニックバイウェイを走る
  • →3つの道の駅めぐり・走古丹・野付半島トドワラ・知床峠等
  • 16:00 ホテルチェックイン、知床の絶景露天風呂を堪能
  • 知床国立公園、世界自然遺産の中で泊まれる「秘境知床の宿 地の涯」

<朝食>

朝食は、ホテルねむろ海陽亭にて、盛りだくさんのバイキングをいただきました。

勝手丼コーナーには、甘えび、カレイ、イカ、サバ、サーモンが並び、好きなだけご飯に乗せてオリジナル海鮮丼が作れます。

お宿の一押しが、根室鍋。

これも、自分好みに作れます。魚、海老、つみれ、野菜などの具材の入った一人用鍋に、しょうゆベースと塩ベースからスープを選んで注ぎ、蓋をして、テーブルに置いてある五徳にセット。固形燃料に火をつけて、10分ほど待ったら出来上がりです。出来立ての熱々をいただきます!

この他、ホタテのちゃんちゃん焼きや明太子、炊き込みご飯などなど…、食べ過ぎないように、なんて無理です。

【公式】ホテルねむろ海陽亭 (n-kaiyoutei.co.jp)

9時半にチェックアウト。根室から知床までの、「知床ねむろ・北太平洋シーニックバイウウェイ」を、何枚かの写真でご紹介します。

道の駅「スワン 44ねむろ」

風連湖のほとりにある道の駅です。

風連湖は、周囲96㎞もある、海水の混ざる汽水湖。周辺に湿原や森林があって、タンチョウの生息場所だそうです。行くまで、耳にした名前ではありませんでしたが、広くて静かで、とても印象的な湖。

この日は、クマが出没したとのことで、湖の周りを歩くことができなかったのは、残念でした。

車を走らせていると、道路に野生のシカがいたり、

牧場で牛が草を食んでいたりを目にします。

三匹の子ぶたの家

次に車を停めたのは、別海町の走古丹というところで、小屋が3件並んでいる場所。レンタカーを借りたときにいただいたドライブマップの背表紙に載っていた写真に惹かれて、やってきました。

「三匹の子ぶたの家」という通称があるそうです。草原の中に小屋があり、その向こうには海が広がっているこの景色は、素敵でした!

道の駅「おだいとう」

この道の駅には、北方4島へ向かって「島を返せ」って叫ぶ老女と孫の像、というのだけがありました。なんだか、もの悲しい…。

野付半島

野付半島は、日本最大の砂の半島で、全長26kmもあるそうです。半島を通る道路を走ると、片側風連湖、片側オホーツク海と、両方水で、海に浮いた道路のような感覚が味わえました。

野付半島の、トドワラ。駐車場から、往復2.6㎞の散歩コースがあります。

見渡す限り、ずーっと平坦なので、青空の下に遠浅の湿地が広がる美しい風景の中、ポツンと小さく人間が歩いている状態となり、これは、歩く速度だから感じられる味わい。

昼ごはんは、北海道のコンビニで最強という噂をきいた「セイコーマート」で簡単に済ませます。ホットシェフという、店内調理のおにぎりやお弁当がおいしいとの口コミでしたので、おにぎりを。噂通り、温かくておいしい白米に、たっぷり具材が入っていて、食べ応えのある、おいしいおにぎりでした!

道の駅「知床・らうす」

港町羅臼で休憩。道の駅の2階は展望室になっていて、港や国後島の景色を楽しめました。売店では地産の海産物がたくさん並べられています。

この日は時節柄、羅臼から知床峠を超す道334号線の通行時間は16時まで。夜はまだ凍結するようです。ここが通れないと、宿まで非常に遠回りをしていくことになるため、早めの15時には峠超えをしました。

この道も絶景、羅臼岳と空と海と島と!

知床峠

知床峠には無料駐車場があり、道を渡る展望所になっています。ここからは、羅臼岳の他、海と国後島も、きれいに見えました。

<宿>

この旅の目的の一つとしていた、知床にある温泉宿。地の涯(ちのはて)。16時に到着しました。

宿泊したのは東館の和室8畳、館内で最もリーズナブルなお部屋タイプです。布団敷きはセルフサービス。

お宿の露天風呂は、男女ともに湯あみを着て入る、混浴の岩風呂です。かけ流しのお湯は、無色透明。周りは原生林、川のせせらぎ以外の音は聞こえません。外なので、それなりに虫もいましたが、広いからかか、私はあまり気になりませんでした。

内風呂から露天風呂まで、外を歩く距離が長めで寒いので、内風呂で温まってから移動したほうがいいかも。この温泉、とにかく気持ちいい!混浴じゃなく、湯あみ無しで入れたら、もっとリラックスできそうです。

秘境知床の宿 地の涯 | 泊まれる世界自然遺産、北海道の美食と温泉がここに (iwaobetu.com)

<夕食>

夕食は、大広間のテーブル席で、お宿地の涯の上御膳をいただきました。これが、素晴らしい内容でした。

まずお重です。

下の左から、とうもろこしやほっき貝が入った冷やし茶碗蒸し・羅臼産イバラ蟹のふんどし・ウトロ産かすべのから揚げ。

→かすべのから揚げは、軟骨たっぷりピリ辛で、ビールに合うこと!

中列の左から、羅臼の鱈を炊いたもの・カラス鱧のミョウガときゅうり和え・エゾシカ肉の香味焼き。

→エゾシカは、上質の牛ロースのように柔らかく、もっと食べたい一品。

上の列が、お刺身(ボタン海老・ニジマス)・珍味三種(ウトロのイクラの醤油漬け・羅臼の切干昆布・ホタテのヒモの塩辛)

→お酒をちびちび飲みながら食べるとサイコーなやつ。

知床の食材がふんだんに使われていて、味付けは奇をてらわないもので、とにかく全てが美味。

お重の他に、毛ガニと干しホッケが並び、どちらもウトロや羅臼産。

タラバカニの鉄砲汁に、もずく飯。

デザートは、甘くてジューシィな青森のりんごでした。

知床の食材がふんだんに使われていて、一つ一つ食べるのが楽しい、良いお膳でした。

<費用>

使ったお金 21,000円

  • 観光等 1,500円
  • 昼食 500円
  • ホテル(一泊2食付き)19,000円 

※大人1人当たりの金額を、500円単位で四捨五入

※観光等とは、観光場所の入場料のほか、おやつや喫茶を含みます

※レンタカーと高速・ガソリン代は、最終日に合計で記載します。

これで、4日目は終了です。

→5日目の詳細へ続く

コメント

  1. 全部読んでいただいてありがとうございます!!
    北方領土は日本の領土です、北方領土返還、の文字を、道東にいると、一日に10回は目にしました。他の地域との温度差にも、考えさせられちゃいます…。

    • いえいえ、私も読んでて楽しかったです(*^^)v

      ホントそうですよね。。。
      今後、返還の望みはさらに薄くなっちゃいましたからね…(+_+)

      • そうですね、今は、どうやって望むのかすら分からないですよね…。

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