東日本旅客鉄道株式会社(銘柄コード9020)の株主優待は、割引券と各種サービス券です。
<業種・株価・配当金>
陸運業のJRグループのうち、首都圏と東日本を地盤としている企業です。このJR東日本のICカード「Suica」は、いつの間にか知らない人はいない、という存在にまで育ちましたね。
2022年3月31日の株価 7,110円
コロナ前と比べても、一年前と比べても、下がってます。昔の勢いを取り戻す日はやってくるのでしょうか。
2022年3月期 1株当たりの期末配当金 50円
この会社の配当は年2回で、中間配当も50円だったので、年間配当は100円。3月末の株価で計算すると、配当利回りは1.41%です。
<権利確定から商品到着までのスケジュール>
2022年の今期の優待スケジュールはこちら
- 権利確定 2022/3/31
- 優待品到着 5月下旬
- 有効期間 2022/6/1~2023/6/30
※2023年からは、優待の発送は6月下旬に変更。また、有効期間が、7/1~6/30の1年に変更されます。
<優待品>
3月末に、100株以上保有している株主を対象に、割引券とサービス券が発行されます。
■きっぷが4割引きとなる「株主優待割引券」
割引券は、もらえる枚数が、保有株数に応じて増えていきます。
- 100株以上 100株ごとに1枚(継続保有3年以上で、1枚追加)
- 1,000株超 10枚+ 1,000株超過分200株ごとに1枚
- 10,000株超 55枚+10,000株超過分300株ごとに1枚
- 20,000株以上 100枚
- 50,000株以上 250枚
- 100,000株以上 500枚
※今年2022年から、長期保有株主向けに内容が拡充されました。100株以上を、3年以上保有していると、1枚追加発行されるというものです。
株単価が高いので、3末の株価だと100株は71万円強、1,000株は711万円、1万株は7,110万円で株を買うことになります。一番多い500枚の割引券をもらうには、7億1千百万です!
そのため、個人の株主は、配当利回りも高くないので、インカムゲイン狙いでは大量に保有しないかと。そんな個人株主の一人としては、最低である1単元(100株)の長期保有で、倍となる2枚の割引券がもらえるのは、嬉しい内容変更です。
この割引券、乗車券だけではなくて、特急券やグリーン券も含んだ値段から4割引きしてもらえるんです。ただし、一列車に限るので、新幹線で往復しようとすると、片道1枚、往復で2枚が必要となります。
■サービス券
食事や宿泊の割引、スポーツ、交通その他、色々な割引券が詰まったサービス券の冊子が1冊もらえます。
- JRE MALL 500円 1枚
- STATION BOOTH1時間無料券 1枚
- いろり庵きらく・そばいち トッピング無料券 3枚
- ベックスコーヒーショップ・ベッカーズ ドリンク100円割引券 3枚
- 鉄道博物館入館 50%割引券 2枚
- 東京ステーションギャラリー 入館 50%割引券 2枚
- ホテル宿泊 10%~20%割引券 6枚
- ホテル内レストラン・バー 10%割引券 3枚
- リラクゼ 料金15%割引券 3枚
- 駅レンタカー 30%割引券 3枚
- GALA 湯沢スキー場 リフト50%割引券・スクールレッスン料金20%割引券 各3枚
- 西部ホールディングスとのコラボ優待 4種各1枚
このサービス券の方は、あまり使い勝手が良くないと、常々思っています。紙のチケット制になっていて、ピリピリ割いて使うもの。持ち歩きしないと、使えないのです。
Suicaにデータで組み込みできないものでしょうか。
結局使わなかったな、ということにならないよう、割引券もサービス券もせめて何か1枚、今年こそ、ちゃんと利用したいものです。
以上、JR東日本の、2022年株主優待のご紹介でした。
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