商船三井(銘柄コード9104)の株主優待が届きました。既存のクルーズ優待に加えて、新しいフェリーサービス券もご紹介します。
<業種・株価・配当金>
海運業の大手。自動車船を含む製品輸送事業の売上高が最も大きくて、エネルギーや、鉄鉱石や穀物等のドライバルク事業がそれに続いています。
2022年9月30日の株価 2,602円
参考)前年同日の株価 2,520円(株式分割を考慮。実際の株価は7,560円)
2022年9月期 1株当たりの中間配当金 300円
中間配当だけでも、9末株価で計算すると10%を超えるすごい高配当です。来る3月の期末配当と合わせると、株価次第ですが計算上の年間配当利回りは20%近くなりそう。
2022年度の中間報告書によると、世界的なインフレやロシア・ウクライナ情勢等の今後の事業環境の不確実性はあるものの、コンテナ船事業における平均運賃の大幅上昇などから、経常利益が過去最高益になる見通しとのこと。
株価は相変わらず激しく変化し続けているので、買い時・売り時を見極めながら取引をしています。
<優待内容>
権利は、3月末と9月末時点の2回あります。今回受領したのは、9月末時点の優待2種類です。
1)客船「にっぽん丸」クルーズ優待
クルーズが10%割引になるチケットで、一度に2枚、20%まで割引適用されます。30日以上のクルーズの場合は、1枚当たりの割引が3%となります。有効期限は1年間。
所有株数によって、もらえる枚数が変わります
- 100株 2枚
- 1,500株以上 4枚
- 3,000株以上 6枚
発行は年2回なので、100株保有していると、年間4枚もらえるという計算です。
2023年2月・3月のにっぽん丸クルーズスケジュールが同封されていました。横浜・神戸発着の短いクルーズが中心です。20%割引で乗船できると、かなりお得なのは分かります!
元の旅行代金が安くはないので、思いついたら簡単にお出かけ、ということができそうにありませんが…。
しばらくは、クルーズ一覧やWEBで食事内容を眺めて暮らします。
2)フェリーサービス共通クーポン券
2022年9月30日時点の株主から、新たに加わったサービス券です。
グループ会社の「商船三井フェリー」と、「フェリーさんふらわあ」の2社が運航するフェリーで利用できるクーポン券。フェリーの運賃から1枚につき一人5,000円割引となります。
所有株数によって、もらえる枚数が変わります
- 100株 1枚
- 1,500株以上 2枚
- 3,000株以上 3枚
こちらの発行は年に一回、9月末保有者のみです。
商船三井の株主優待券には、住所と氏名が印字されているので、自分で使う以外考えていませんし、当面使うこともなさそうです。そのため、値上がりと配当での利益を期待して保有していて、これまで株主優待は使えないおまけ、という位置づけだったのですが、このさんふらわあのフェリークーポンは、利用が現実的。
100%船酔いするのですが、それでも船旅が好き。レストラン・展望浴場、夜の星空観賞と、海上の非日常空間が楽しめるので。機会を見つけてフェリーに乗る旅をしたいです!
以上、商船三井の株主優待のご紹介でした。
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