琵琶湖横断航路で神の住む島「竹生島」へ!

琵琶湖のパワースポット「竹生島」を訪ねました。

※記載内容は2024年2月のものです。

旅程

琵琶湖横断の航路は、車ではなく、列車の旅だから取れるお楽しみルートです。

  • 10:45~11:10 今津港から竹生島へフェリー乗船
  • 竹生島上陸 70分
  • 12:20~12:55 竹生島から長浜港へフェリー乗船
  • 長浜観光

今回乗船したのは、琵琶湖汽船の竹生島クルーズ、びわ湖横断航路です。

琵琶湖の西側から船に乗って北琵琶湖に浮かぶ竹生島を経由し、東側の長浜へ抜ける航路です。

今津港

フェリー乗り場今津港の最寄り駅は、JR湖西線の近江今津駅です。京都駅から約1時間。

JR近江今津駅から、徒歩5分で竹生島行き観光船乗り場に到着します。

訳あってフェリーの事前予約はしておらず、当日券狙い。

週末だったものの、早めに行ったのと、繁忙期ではなかったため買えました。でも、ぎりぎりでした。

予約優先なので、前日15時までに予定が分かれば、必ず予約を。

フェリーを待つ間、ターミナルの外で湖とその向こうの山並みを眺めて過ごせます。

この日、船は1日5便。ほぼ満席だったようです。

船は、1階に室内席、2階に外席という造りで、私は2階で景色を楽しみながら過ごしました。

乗船時間は25分程度です

竹生島

まもなく竹生島に到着!

竹生島は、周囲2㎞というサイズながら、島内で散策できるのは、整備された寺社エリアのみなので、観光だけなら1時間あれば十分回れます。

1時間半あると、かなりゆっくりというか、時間が余るくらいかも。

上陸したら、拝観料 大人600円 を買い求めます。トイレは、拝観券売り場近くに一か所。

切符売り場を通りすぎて振り返った様子

フェリー乗り場周辺だけは平坦ですが、拝観券売り場以降は、基本が階段です。

これまで何百年も間、どのくらいの参拝者がこの石段を上ったんでしょう。

竹生島宝厳寺

平家物語にも登場する歴史あるお寺です。平家の琵琶の名手が島を訪れて、宝厳寺の社殿で琵琶を弾いたら、神仏が白龍の姿で現れたとか。

まずは、階段を更に登って本堂(弁財天堂)を目指します。

せいぜい10分くらいですが、なかなかハード。

本堂の大弁才天は、日本三弁才天の一つ(あとの二つは、江の島と宮島)で、その中で最も古い弁才天だそうです。

三重塔

平成時代に、350年ぶりに再建された、比較的新しい塔です。

発見された図面から、古来の工法で建築したということなので、この見事な木組みには釘が使われていないということですよね。

唐門(国宝)

これが直接見たくてやってきました。

豊臣秀吉が建てた大阪城から移築されたもので、現存する唯一の大阪城遺構!

屋根は檜皮葺、建物は全体が黒漆喰塗りの上に、金の金具装飾や絢爛豪華な彫り物。すごい贅沢品です。

唐門に続くのは、西国第三十番札所の観音堂でした。

内部の天井も、色鮮やか!

札所巡りも船を使うの大変ですよね。

舟廊下

こちらも必見!

秀吉の船の骨組みを利用して作られた廊下だそうです。

島の急斜面に掛けられた廊下なので、足元は舞台構造。この造りも圧巻でした。

龍神拝所

神社の本殿お向かい「龍神拝所」から見たのは、竹生島の中の一番の絶景!

ここではかわらけ投げができるのですが、そのかわらけ投げの割れた白いかわらけが、鳥居周辺の地表を覆って真っ白。

海のような琵琶湖に向かう鳥居へかわらけを投げて、鳥居の間を通ったら願いが叶うとか。

私の帰りの船は、長浜航路です

フェリーの時間が近づくと、大音量のアナウンスで呼びかけがあるので、乗り遅れはないかと・・・。

なお、フェリー乗り場近くに小さなお土産屋さんと、ちょっと飲食できるお茶屋さんがあります。乗船前はそこで時間調整をする人で賑わっていました。

長浜港

長浜港からJR長浜駅へは、徒歩10分ほど。

長浜は、琵琶湖周りの町でも、何度も訪れたくなる、風情あるすてきな町です。

前から気になっていた、長濱ビールでお昼ご飯です!

オリジナルのクラフトビールが、3種類あります

お店は、蒸留所に併設されたレストラン

ピルスナーとヴァイツェン

やっぱりおいしい!

近江牛を使ったローストビーフと肉寿司も、とろける美味しさでした。

昼から飲むと、満足度1.5倍マシになるような気がする。

お金の話:琵琶湖汽船 竹生島クルーズの乗船料

2024年2月時点の、いずれも大人料金

  • 琵琶湖横断航路 2,900円

(今津または長浜どちらからの出発も可)

3月から12月上旬まで、一日5便ほどあります。

  • 長浜往復 3,200円
  • 今津往復 2,700円

冬期は一日2便ですが、繁忙期は8便とダイヤにばらつきがあるので、行かれる場合はその日のスケジュールをご確認ください。

<留意点>

インターネット予約は、前日15時まで

事前予約なしの当日、空席がある場合は乗船可能

乗船手続きは、出航20分前までに済ませる

以上、琵琶湖を横断する竹生島訪問記でした。

コメント

  1. 長浜エール!!
    去年、琵琶湖ホテルに泊まった時、ラウンジで飲んで、美味しい!って思ったビールです!!
    (去年の5月に行ったのですが、記事は来週アップしようと思ってました(笑))

    蒸溜所併設のレストラン、いいですね~~。
    近江牛もおいしそ~~~

    昼から飲むと、1.5倍増し!!
    分かります(^^♪

    • tabisurueiyoushiさん、共通に好きなものがありますね!
      長浜エール、一杯じゃ止まらないおいしさでした。
      ビアホールっぽい雰囲気で楽しく美味しいレストランだったので、長浜に行かれることがあったらぜひ行ってみてください。

      琵琶湖ホテルの記事も楽しみにしていますね(^^♪

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