岐阜県恵那市には、魅力的な観光地が満載!車だと、効率よく見どころを巡れます。そこで、名古屋から恵那へ日帰りドライブ。一日たっぷり観光したルートと見どころをご紹介します!
旅程
名古屋から恵那インターチェンジまで、60km強。高速道路を使うと45分ほどです。
■移動 往復2時間
■観光 午前10時半~午後3時 4.5時間
観光地内訳(カッコ内は滞在時間)
- 坂折棚田(45分)
- 岩村城下町(90分)
- 岩村城址(30分)
- 農村景観日本一展望所(15分)
恵那市は、岐阜県のこの辺りにあります。
恵那インターチェンジを起点に、車で巡ります。
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恵那の観光地と言えば、恵那峡も有名ですが、今回は恵那峡以外の場所を巡りました。
以前、恵那峡を訪れた際のブログ記事もぜひご一読ください。
坂折棚田
坂折棚田は、日本棚田百選に選ばれています。
恵那ICから約15キロ、車で20分くらい。
緑豊かな道を走って向かいます。
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棚田が一望できる展望台が、無料駐車場になっています。駐車場からの眺めが素晴らしい!
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斜面を、階段状に田んぼが覆っています。
標高410~610m、棚田枚数360枚!
真ん中に斜面を下る道路があるので、そちらまで歩いて散策できました。
写真右奥に駐車場が見えます。
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ここの棚田は、約400年前から作られ始めて、明治初期にほぼ現在の形になったと説明が書かれていました。
坂折棚田の特徴は、全国でも珍しい「石積み」。
歩いていると、山城を思わせる石積みが、何十二も積み重ねられているのを間近で眺められます。
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この石積み、名古屋城の石積みにも携わった石職人の集団によるものだと伝わっているそうです。さすが、プロの技。
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石積みに生えた雑草を抜いたり、壊れた石積みを直したりと、この景観を維持するのも大変そうです。
田んぼから田んぼに、動物の足跡発見!
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そこここに清らかな水が流れる坂道を戻り、最後にまた絶景を堪能。
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駐車場には、お手洗いと飲料の自動販売機がありました。
岩村城下町
岩村城下町は、情緒あふれる美しい町並みが残る場所です。
恵那インターチェンジから、棚田と反対方向に15km、20分くらい。
連続テレビ小説「半分、青い」と、映画「銀河鉄道の父」の撮影地となったことを、町中のポスターから知りました。
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駐車場は、岩村振興事務所の無料駐車場を利用。ここから歩いて古い町並みまですぐです。
本通りには飲食店もあるので、ここでランチにしました。この地域ではおなじみの、五平餅。
注文が入ってから、たれをつけて焼いてくれます。
ごまだれ 250円
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ねぎみそだれ 250円
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冷たいお茶のサービスと、香ばしい香りで、もっちり焼きたて・たれたっぷりの美味しい五平餅で、生き返りました!
城下町へは、明智鉄道の岩村駅からも歩いて行けます。
ちょっと駅を見に行ってみました。
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ホームが、田舎の駅!のいい感じ。
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江戸時代の商家、入場無料で見学できました。
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軒先の鉢植えもセンスがあります!
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電柱がない通りはいいですね。正面の山には、かつてお城がありました。
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駐車場が無料、建物見学も無料で、のんびり散策を楽しませていただきました。
岩村城
岩村城は、日本三大山城の一つです。
標高717mに位置していて、江戸時代のお城では最も高いそう。
下の城下町から歩いて登れますが、車で移動。本丸跡のすぐ下に無料の駐車場があります。
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石を積んだ階段を上り、門があった場所を通り抜け、本丸跡まで5分とかかりません。
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城下町を見下ろす本丸跡は、真っ平で幟がはためくだけ。
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建造物は、明治6年の廃城令を受けて、全て取り壊されたそうです。もったいない。
本丸の反対側を下ると、目を釘付けにする石垣があります。
ひな壇状に築かれた6段の石垣、六段壁。
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簡単に攻められそうでは?
元々は最上部の石垣だけ高くて、崩落を防ぐために前面に補強用の石垣を積んでいったら、この姿になったそうです。
城跡には苔むした石垣たちもあり、神秘的な雰囲気でした。
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東農地方から信州の一部までを勢力下に収めていたというから、当時は人がたくさん行き交っていた道なのかも。
30分程度の散策でしたが、穴場なのか、週末にも関わらずあまり人に出会いませんでした。
山の地形に合わせて積まれた石垣を楽しみながらの散歩、おススメです。
農村景観日本一展望所
岩村城跡から恵那インターに向かって車を走らせると、「農村景観日本一展望所」の看板を発見。
気になったので行ってみます。
道沿いの案内版に従って5キロほど進んだところに、道端に展望所入り口を発見しました。見逃しそうに控えめ!
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専用の駐車場は無く、道の端に停車させます。車通りが少ないのでいいのかな?たくさんの看板で人寄せする割には、現地は拍子抜けの静けさです。
草が生い茂る階段を上ります。
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階段を登りきると、小さな櫓のような展望台が設置されていました。
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いい眺めです。
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駐車場は無く、トイレも自動販売機も無い場所ですが、私と同じように看板に誘導されて来る車が切れ目なくありました。
ちなみに、何が日本一の所以なのかは、謎です。気になります。
お金の話:無料観光場所から生まれるお金を考える
恵那市にはこんなに豊かな観光資源があるのに、
棚田の駐車場と見学、城下町の駐車場と観光、岩村城跡の駐車場と見学、農村景観展望所が・・・、全て無料!
意図せず、有料の施設に入ることなく過ごし、飲食代とガソリン代だけで、一日観光できました。
景色を楽しむ・保護された町並みを歩く、というのは、確かにお金をかけずに心豊かな贅沢時間を過ごせるのですが、せっかく人が集まるので、もっとお金を落とす仕組みがあってもいいと思います。
強制じゃなくて、訪れた人の興味や必要に応じてお金を使うようなもの。
坂折棚田では、駐車料金代わりに石積み修理への募金とか、地産のお米で作ったおにぎり売るとか、新米予約できるQRコード提示するとか?
農村景観日本一展望所では、まず自動販売機かな。自治体が設置料と電気代を負担して、市内の飲食店やスイーツ店が出品できるような冷凍自動販売機とか。
展望台でのんびり座って景色を堪能できるよう、キッチンカーの季節限定カフェとか?
岩村城跡は、暑い日用に、100円入れたら冷風が出るスポット!寒い日は逆で。制汗系の物品を売る自販機もあると嬉しい。
特殊な被写体なので、写真館と繋げて、その場でオンラインでワンコイン写真講座10分!なんてあったら、QRコード読み取っちゃうかも。
などなど妄想もしますが、とにかく無料で楽しませていただいたことに感謝です。とっても楽しい恵那市の旅でした。
いつか、明智鉄道に乗って、日本大正村に行ってみたいです。まずは情報収集をしないと。
以上、恵那市へのドライブ旅のご紹介でした。
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