箱根の小さなお宿で、美食と温泉、親切な対応とに癒されました

神奈川に用事があったので、せっかくなのでと足を延ばして箱根温泉に泊まりに行きました。そしたら幸運なことに、美食の温泉宿に出会うことができました!

宿泊したのは11月下旬、秋から冬に向けて日々気温が下がっていく時期です。

JR小田原駅から箱根登山バスに乗って、バス停「仙石原案内所前」で下車。平日じゃないからなのか、いつもそうなのか、道路が混んでいて80分くらいかかりました。時刻表では45分だったのですが。

予約したお宿は、「湯屋やまざくら」です。

バス停から歩いて2,3分。早川のほとりの、静かな場所にありました。

お部屋は5部屋と、はなれがひとつの6室だけ。はなれは露天風呂が付いているそうなので、ぜひそこにと思いましたが、かなり人気があるようで、ずっと満室です。

今回は、たまたま見つかった空室「あやめ」のお部屋に泊まりました。イイ感じです!

お風呂上りの水やお茶が置いてあるラウンジは、お庭を眺めながらゆっくりできて好きでした。

温泉は、露天1か所・内湯2か所の3つあって、全て貸し切り。空いていればいつでも入れるというスタイルで、便利でした。5部屋しかないので、ほぼどこかが空いていて、混み合って困る!ということが一切ありませんでした。

一番は、やっぱり露天風呂。貸し切りには贅沢な広さで、湯加減も最高!本当にリラックスできました。

露天風呂は、朝6時はちょっと冷めていたので、温かい内湯に入りなおしましたが、24時間いつでも入れるって、時間のストレスが無くて好きです。

<夕食>

夕食は、食事処でいただきます。

かなりゆったりとした座席配置で、安心していただけました!

お料理は、フレンチと和会席を合わせた創作料理。これが、どれも見た目が美しいだけではなく、味が素晴らしい! 笑顔が絶えないお食事になりました。

前菜。揚げごぼうの揚げたてパリパリ食感と、丸ごと柿の器に入った柿とほたてのマリネのフレッシュさ、湯葉と大好きなジュンサイの自然な甘さ、どれも楽しい。

次に出た、クレソンとアンチョビソースの日本蕎麦が、どびっきりでした! 家に帰って、すぐ真似して作ってみたくらいです。おいしさは程遠いものでしたが(笑)。忘れられない味です。

いちじくのスープ。滑らかな口触りと果物の香り、ホント組み合わせ上手。

鯵は薬味たっぷり

さわらが、驚くほどふっくらと焼けていました

ローストビーフ、見た目通り、間違いなしの味わい。

メインは、かわいい土鍋で用意されました。土鍋に限らず、どれも器とお料理とのバランスが良くて、こだわりを感じます。

何種類のキノコがはいっているのか分からないくらいたっぷりの、きのこ鍋

炊き立ての、むかごご飯といっしょにいただきました。とろみのあるだし汁とキノコがご飯と良く合う、晩秋の味でした。

デザートまで、おいしくいただきました!

早朝出発の私たちの時間の都合で、朝食はいただけなかったのですが、きっと朝食も美味しいです。次はきっと! ご厚意でおにぎりをいただき、すごくありがたかったです。

お宿の場所は、仙石原の町。箱根ラリック美術館がすぐそばにあって、星の王子様ミュージアムにも歩いて10分もかからなかったです。箱根ガラスの森美術館も近くにあるようですので、次回伺うことができたら、仙石原観光と美術館巡りと、周辺観光を目いっぱい楽しみたいです。

箱根温泉まで足を延ばした結果、いいお宿に泊まれてラッキーでした。行って良かった!

コメント

タイトルとURLをコピーしました