名古屋市熱田区の中央卸売市場での朝食と、白鳥庭園。名古屋市内、朝の半日観光!

名古屋市の名園として名前を知っていただけの白鳥庭園へ、秋の晴天に誘われて!いつか行ってみたいと思っていた中央卸売市場が白鳥庭園から近かったので、セットで行ってきました。

<名古屋市中央卸売市場>

中央卸売市場は、名古屋駅前の柳橋中央市場とは別に名古屋に市場があることを知って、一度は行ってみたいと思っていた場所です。最寄り駅は、地下鉄名港線の日比野駅。

市場は朝が早くて、飲食店や個人でも魚が買える場外店舗も午前中で終わってしまうので、9時には到着しているように行きました。

本場は、市場関係者以外入場禁止と書いてあります。そうですよね。

でも、右手の白い大きな建物の隣には、一般の人が入れる飲食店が数件並んでいました。昔の築地の場内飲食店街と類似の、主なお客さんは市場関係者だろうな、という雰囲気。

そのうち、最ものぼりやメニュー看板が目立つこちらのお店「一力」に入ってみました。一人だったので、初めて入るには少し勇気がいりましたが、入店してみると、普通の定食屋さんのようで、お店のお姉さんは元気で感じよく、年齢層も客層も幅広かったので安心しました。

店内には、おかずの小鉢や煮魚などがずらりと並ぶカウンターと、刺身などを陳列する冷蔵ケース。そこから自分で選ぶでも、座って注文するでも自由な感じでした。

海鮮ちらし丼 950円

この海鮮ちらし丼は、人気メニューのようで、6時半から売り出して、無くなり次第終了とのこと。私が9時に入店して注文したのが、ラストの一つでした。その後も、「海鮮散らし終わった?」と尋ねながら入ってくる老夫婦がいらしたので、知られているのかもしれません。

作り置きの冷蔵ケース陳列なので、ご飯が冷たくて固かったのが残念でしたが、お刺身は新鮮で種類も豊富。これで950円は、安いかも!

朝食後、高速道路下の大きな道路を渡った反対側に、一般客が買い物できる市場がありました。全体的に暗いし、9時半がもう遅いのか、お客は数人しかおらず、何より慣れてないので居心地が良くない・・・。

それでも、まぐろ専門店の柵のトロを半額でとか、鮮魚店で1匹30円のピッカピカのイワシとか、何とか買い物をしました。こういう場所は、きっと通って通って自分の場所にするのでしょうね。

<白鳥庭園>

市場から白鳥庭園まで、平坦な道を1.6㎞。猛暑か極寒じゃなければ、気持ちよく散歩できます。

入場料 300円

園内は、中部地方の地形をモチーフにしたという、回遊式庭園となっています。中部ならではの命名で、園内の橋は「徳川橋」「豊臣橋」「織田橋」、川は「木曽川」「長良川」などという名前です。おもしろ。

小さい滝は、御嶽山を模した山から流れ出ている設定で、森の中にいるような雰囲気。

竹林を歩くこともできました。こんなところがあるんですね、名古屋市内に!

庭園中央にある、お茶室からの渡り廊下、この日は開放されていませんでしたが、頻繁に特別開放日が設けられているとのことです。京都のお寺みたいな、本格的な数寄屋建築は、外観ながめるだけでも非日常。

渓谷沿いを歩くと、どこにいるのか忘れるほど静かでした。

私は、いくつかの橋の中でも、この風情のある橋が気に入って、3往復くらいしてしまいました。園内の手入れと掃除が行き届いているからこその、この気持ちよさです。

各所に休憩できるスペースがあり、どこに座っても庭園の景色が眺められました。

池には、鯉がたくさん泳いでいました。天気が良くて水面が鏡のようです。

鴨も。

園内にはカフェがあり、室内で休憩ができました。休憩きゅうけい!一時間くらいしか散策していないのですが(笑)。

季節メニューで、秋のパフェをいただきました。

汐入パフェ700円

黒糖のゼリー、ほうじ茶アイス、栗の渋皮煮餡、白玉団子と栗の甘露煮。おいしい!

大きなガラス窓に向かって、外の噴水を眺めながら寛げる、素敵なカフェでした。

白鳥庭園での滞在時間は、全部で1時間半でした。市場での朝食と庭園散歩、どちらも来てよかった。いつもと違った午前中を過ごせました。

名古屋はいいところがたくさんあって、楽しい!

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