ジブリパークの「ジブリの大倉庫」と無料エリアに行ってきました

2022年11月にオープンしたジブリパークへ、チケット抽選で「ジブリの大倉庫」のみ入手したので、行ってきました。良かったところ、「?」なところをご紹介します。

<公共交通機関 リニモ>

公共交通機関での来園を推奨ということもあり、初めての愛知高速交通、リニアモーターカーのリニモに乗車しました。地下鉄藤が丘駅から、リニモの愛・地球博記念公園駅まで、乗車は13分。

リニモは、磁気の力で浮いて走っているそうですが、乗っている分には少しもふわっと感じません。そして、運転手がいないんですね。先頭車両に乗ったら、前方が良く見えて楽しいです。

到着した愛・地球博記念公園駅のホームからは、名古屋駅の高層ビル群まで見渡せます。濃尾平野は広い!

藤が丘駅も、愛・地球博記念公園駅も、構内はポスターなどでジブリパーク一色でした。

<ジブリの大倉庫>

訪れたのは11月で、まだ入場券は抽選販売だったので、朝一番の時間で2回応募しました。2回目で当選していますが、予定立てにくくてちょっと面倒でした。今は事前予約で日時を選んでチケット買えるようになって良かったです。

チケットの入場開始時間 10:00

入場の30分前には到着したのですが、すでにこの大行列!

ただ、入場時はすごい人だなと思っていたのですが、朝一番の入場なので、嬉しいことに中はまだ混雑がありませんでした。

2階建ての建物の、2階へと上がるメイン階段。周りには本物の植物が植えられています。

■ラピュタのエリア

何がどこにあるのか分からないまま、ひとまず2階の奥まで進むと、人気のないラピュタのエリアがありました。等身大のロボット兵が、お墓を守ったまま死んでいる場所です。

近づいてみて「あっ」と思ったのが、木の根の間で朽ちているロボット兵。

細部までとてもリアルに作り込まれているので、近くでじーっと見ていると発見が多いです。

人が入った写真ではないので、大きさが分かりにくいかもしれませんが、ロボット兵の近くまで行くと、見上げる大きさです。

映画の中では、主人公たちがこうして見上げてみて、そのロボット兵が死んでいることに気づくという話でした。たしか天井から青空が見えるドームだったので、上は自然光が入ると、ぽさが増しそう!

このラピュタゾーンには、まだほとんど人が来なかったので、じっくり見学できました。開園すぐに行ったのが正解。ランチの後もう一度同じ場所に行ってみたら、数十人の行列ができていて、ささっと写真を撮ったら次の人へ場所を譲る、という状態でした。

■アリエッティのエリア

1階に下りていくと、背丈の2倍くらいある花があるエリアになりました。

小人になった気分を味わえます。

ここには、「床下の家」といって、小人のアリエッティ一家が住んでいた家があって、狭い秘密基地感がすごかったです。

■ミニ映画鑑賞

ジブリの大倉庫の2階に映画館があって、入場時にそこで上映される映画のチケットが一枚もらえます。10分程度の短い映画なので、歩き疲れたらちょっと休憩がてら座って映画鑑賞ができます!

映画は全て、三鷹の森ジブリ美術館で上映されたもので、ちょうど見たことがあるものだったのは残念でした。

それなら、半年くらいのサイクルで、ナウシカから最新映画まで、ジブリ映画を上映してほしい!あの作品を映画館の大スクリーンでで見たい!という人は多いと思うので、リピーター続出間違いないです。

■そのほか

館長室では、この人が仕事してました。

一番面白かったのは、写真撮影禁止の、映画に登場する食をテーマにした展示会場です。

隣のトトロの昭和の台所や茶の間、ラピュタのタイガーモス号の台所などが、実物大で展示されています。全ての引き出しを開けると、中に食器や調理道具、保存用の食糧やごみ箱までがリアルに作りこまれていて、大人が夢中でままごと遊びしている気分がしました。

逆に、一番「これは???」だったのは、大行列を作っていた、なりきり名場面展エリアです。

■なりきり名場面展エリア

テレビでは、しきりにこのゾーンをPRしていたように感じましたが、私には魅力が分からず…。映画の登場人物になりきって、キャラクターと一緒に写真を撮ろうというものです。

キャラクターが3次元に出てきてリアルな人間と並ぶと、ちゃちい。

ポニョと一緒に波間を走ろう? うーん。

ゲド戦記のテルーと対峙? なりきるにはハードルが高い…。

ひとそれぞれ、楽しいポイントは違いますよね。

■カフェ 大陸横断飛行

ジブリの大倉庫内にあるカフェは一つだけで、開店の11時より前には行列ができていました。12時には、4・50人は並んでいました。

カウンターで注文するセルフサービス方式です。

お値段は高い、コスパは決して良くない。サンドイッチが650円~、ピザ一切れ550円~

そして、お手拭きが付いていませんでした。カトラリーも無く、サンドイッチやピザは、手を使って食べるのに。このご時世に・・・。持参のアルコールウェットティッシュがあって良かったです。

いただいたのはこちら。

フォカッチャサンド 700円 & コーヒー 500円

ほうれん草としめじがたっぷりサンドされてたフォカッチャ。香りのいいオリーブ油を使っていて、塩の加減もちょうど良い。味は全然悪くないです。

コーヒーは、立派なコーヒーマシンがあったので期待しちゃいましたが、味はふつうでした。

選択肢が限られるためのここでの食事でしたが、ジブリパークのネックは食事かも。季節が限られますが、持参して公園で食べるなどの工夫が必要そうです。フードコートがあってもいいんじゃないかと思います。

ジブリの大倉庫、私は見学2時間+ランチ30分で満喫しました。

時間が経過するごとに人が増えていったので、どのくらいの混雑だったのでしょう。

空中の船が上下に動いていたので、どうせならぐるり吊りレールをあちこちに巡らせて、ついでに船にカメラつけてスクリーンに投影すると、空から倉庫内見渡せていいかも! あー、あそこすごい人だかり!とか。

<ジブリパーク無料エリア>

さて、ジブリパークには、入場券が不要でも楽しめるところがありました。

リニモの駅からパークへと入り口ゲート。柱に猫バスの顔がはめ込まれていたりします。

駅からパークへは高低差があります。坂道を使わず乗れるエレベーター

上から見たところ。奥に見えるのがジブリの大倉庫です。

下から見たところ。

となりのトトロに出てくる、さつきとメイの家。家に入るには入場券が必要ですが、向かいの丘に展望台があって、そこから眺められます。

かぐや姫のタケノコ。広いパーク内を日本庭園に向かって歩いている所にありました。

初めてのリニモにも乗れて、気になっていたジブリパークに行けました。大倉庫の展示は1年後くらいに変わるかもしれないとのことなので、心待ちにしています。

最後に。

猫バスに乗りたかったー。この部屋半分をスクリーンにして、猫バスに乗っているように景色が動くと楽しそう。ジブリの風景画は、素晴らしいので。

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