こんにちは。「元添乗員の、旅とごはんとお金の話」を読んでいただきありがとうございます。
オリックスの株主優待は、今回で最後。カタログから好きなものを選べました。
※記載内容は2024年8月時点のものです。
優待概要
オリックスの株主優待は、3月末時点で100株以上の株式を保有している全株主が対象でした。2024年3月末を最後に廃止が決定されています。 優待内容は、「ふるさと優待」というカタログギフトと、各種割引のある「株主カード」のふたつ。
全国各地のオリックスの取引先から集められた商品が並ぶカタログギフトは、長期保有が優遇されていて、3年経過すると、商品がレベルアップします。
今回ご紹介するのは、3年未満保有の株主 Bコースの商品です。
96種類の商品から選ぶことができました。
優待品の詳細
今回選択したのが、新潟県の商品
越後もちぶた しゃぶしゃぶ用
ロースとバラの2種類のお肉の詰め合わせです。
冷凍便が届きました
2ℓのペットボトルは、大きさ比較用
外箱を開けると、株主宛ての案内状。最後の優待となる事が盛り込まれています
入っていた豚肉は、2種類です
1)冷凍越後もちぶた ロースしゃぶしゃぶ用
新潟県産豚肉 380g
賞味期限 約2か月
2)冷凍越後もちぶた バラしゃぶしゃぶ用
新潟県産豚肉 330g
賞味期限 約1か月半
同封されていた調理例が丁寧でよさそう。
早速、ロース肉の方を冷蔵庫で充分解凍してから、冷しゃぶにしていただきました。冷やしても柔らかくて歯切れがよく、豚肉の旨みもしっかり感じられる、おいしいお肉!
バラ肉の方は、たっぷりの野菜と一緒にいただこうと思います。
きれいなピンク色の越後もちぶた、選んでよかった一品でした。
商品到着までのスケジュール
今期の優待スケジュールはこちらです
- 権利確定 2024/3/31
- 株主優待カタログ到着 7/3
- 申込期限 ~8/31
- 商品到着 指定希望日
WEB申込の場合は、希望日を指定することができました。
お金の話:家計相談から「世代が高くなるにつれてこだわるべきこと」
先日、60代前半の方から相談を受けた際のアドバイスの一つをご紹介します。
その方は、かなりまとまった金額が普通預金に入っているだけなので、どういう資産にするのがいいか考えたい、というご相談でした。ご本人の友人同士では、ニュースで値上がりしていると聞く金塊を買うのがいいとか、新たに駅の建設が決まっている場所にマンションを買うのがいいとか、色々と話が出ているようです。
そこでお伝えしたのは、60代→70代→80代と、世代が高くなるにつれて、資産の流動性にこだわることの重要性です。
現役の今は、多少リスクを伴う投資をしたり不動産や金塊などの現物資産を保有したとしても、リタイア後は、資金の流動性を高めておくべきです。
というのは、その方に万が一のことがあった時に、お子さんは相続税を支払う必要がありますが、資産の多くを流動性の低い現物不動産や金塊などにしておくと、相続税分の現金が不足してしまうリスクがあるからです。もちろん、相続が発生した時点で売却する方法もありますが、相続税の申告は手間も時間もかかりますし、納税期限までに焦って売ろうとすると、条件が悪くなったり、安く買われたりするものです。売却益にかかる所得税や翌年の住民税なども考慮すると、現物資産には、ひとつで金額が大きく、分割しにくいというデメリットがあります。
骨董などのコレクションも、価値があるものでも流動性がとても低いのが難点です。こういったものを保有されている場合は、懇意にしている店やコレクション仲間に、お子さんが連絡が取れるようにしておかれることをおすすめします。そうすれば、いざという時に売却ができるので、安心です。
ちなみに、ここでいう流動性とは、現金化のしやすさのことです。上場株式や債券のように市場で数日で現金化できるものと、不動産のように専門家を介して数か月かかるものとを比べると、前者の方が時間的にも売買機会や制約条件の多寡の面でも流動性が高いと言えます。
相談者には、今ある程度流動性が低い資産を持つとしても、10年後、20年後と段階的に整理をしていくことを前提に内容を検討することが、アドバイスの一つでした。
世代が高くなるにつれて、流動性にこだわって資産運用を考えること、を改めてじっくり考えた一例でした。
豚肉以外にも、カタログからどのような商品を選べるかや、オリックスの優待廃止後の利益還元についてなど、詳しく説明した投稿はこちらです
以上、オリックスの 2024年株主優待Bコースでもらったもののご紹介でした。
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