飯野海運の株主優待カタログから選んだ「近江牛すき焼き用」が届きました。株の売買にかかる日数も。

こんにちは。「元添乗員の、旅とごはんとお金の話」を読んでいただきありがとうございます。

※記載内容は2024年9月時点のものです。

飯野海運の優待概要

飯野海運の優待カタログは、３月末に保有している株数と保有期間によって、選べる商品が変わります。

私は、基準日に1,000株以上を1年未満保有していたため、4,000円相当の品7種類から選ぶことができました。

そのため、今回ご紹介するのは、4,000円相当の品です。

今回選択したのが、

近江牛　すき焼き用

WEB申込をしたので、発送完了の連絡をメールでいただきました。助かります。

届いたのは、冷凍便です

2ℓのペットボトルは大きさ比較用

送付元は、滋賀県大津市にある松喜屋（まつきや）さんでした。オリジナルの外箱には、高浜虚子や山口誓子の、牛がでてくる俳句と挿絵。

松喜屋は、明治初期に全国に近江牛の名を広めた老舗だそうです。150年も前に、神戸港から東京に肉牛の船輸送していたというので、肉食文化の先駆けですよね。

中に入っていたのは、竹の皮に包まれた塊です。

内容量：300g

賞味期限：届いてから約4か月

24時間冷蔵庫で解凍してから開封したら、きれいなスライス肉が鎮座していました。赤身のもも肉の下には、脂身のあるバラ肉も。

近江牛、夕食にすき焼きでいただきました！・・・少し前に、すき焼き用牛肉をしゃぶしゃぶにして失敗したので、今度はちゃんとすき焼きで。

もも肉は、赤み肉がさっぱりとした味わいでしたし、バラ肉は脂身が多いですが、そこに肉の甘みが詰まっていました。

すき焼きは、牛肉と一緒に煮込むと、同じ鍋の野菜たちが美味しくなりますが、肉が硬くなるのが悩みどころです。今回は300gと少量の近江牛だったので、肉だけさっと火を通して味わいました。

結果は、まあまあという出来栄え。常温に戻してから調理するとか高温で煮ないとか、食材をおいしくいただくにはまだまだ腕が必要だなと思います。

今期の優待スケジュールはこちら

商品の日付指定はできません

株主優待の権利確定が9月末にある会社は、多いですね。今回は、株を買おう・売ろうと思った時に必要な日数についてです。

日本の株は、買います！と言ったその日に手に入るわけではありません。最低2営業日かかるんです。

株の取り引きができるのは、証券取引所で取引が行われる日（＝月～金の平日）です。取引は、売買注文を成立させる日と、実際に株と代金を交換する日が異なります。

まず、平日の15時までに、売買注文を成立させます。買う人の「A社の株を100株、1株●●円で買う」という希望に対して、売り手が見つかったら、注文成立です。これを、約定（やくじょう）と言います。この日が、約定日です。15時を過ぎると、約定日は翌営業日となります。

平日の15時までに約定が成立したら、その2営業日後に、買う人はお金を払い、株が入庫されます。この日が、受渡日です。

例えば、月曜15時までに約定が成立したら、水曜15時までに代金と株の受け渡しが完了します。

土日祝が間に入る場合は、平日（＝証券取引所で取引が行われる日）のみでカウントします。例えば、金曜が約定日の場合は、4日後の火曜が受渡日となります。

配当や株主優待をもらうために、権利確定日に株を保有しておくことが必要であることを、前回書きました。配当や優待を狙う場合は、権利確定日までに受渡日を迎えるよう、カレンダーの確認が必要ですね。特にGWや年末年始は、約定日から受渡日まで一週間かかるケースもあるんですよ。

近江牛以外にも、カタログからどのような商品を選べるかなど、詳しく説明した投稿はこちらです

以上、飯野海運の 2024年株主優待でもらったもののご紹介でした。