JR全線乗り放題の青春18きっぷで、避暑を求めて琵琶湖バレイへ。無理なく日帰りできる旅をしてきました!
※記載内容は2024年8月のものです。
旅程
名古屋からの移動含めて、全9時間半の旅
- JR 名古屋駅~志賀駅 3時間6分
- 琵琶湖バレイ 約4時間(駅からのバスやロープウェイ移動時間含む)
- JR 志賀駅~名古屋駅 2時間42分
鉄道往復の詳細
往路
平日のこの日、名古屋駅を8:31に出発し、11:37に志賀駅に到着しました。
乗り継ぎは、3回。
名古屋8:31 ~ 9:06大垣9:10 ~ 9:45米原9:50 ~ 10:38山科11:02 ~ 11:37志賀
名古屋駅から、東海道本線の特別快速大垣行に乗車。乗車時間は35分です。
途中、進行方向右側の車窓には、清須城と岐阜城を見ることができました。
大垣駅での乗り継ぎは4分。通常であればホームを移動するだけだと4分あれば乗り継ぎできますが、8月は夏休み時期なので、平日にも関わらず大垣駅では人がとても多くて、歩きにくく、乗り継ぎはギリギリでした。
大垣から米原行きに乗り換えて、35分の乗車。
米原駅での乗り継ぎは5分。乗り換え先の、新快速姫路行きは同じホームの向かい側にすでに停車している状態だったので、乗り換えは10秒と、とても楽でした。
米原を出発したら、やはり進行方向右手の車窓に、今度は彦根城を見ることができました。
約50分乗車し、京都駅手前の山科駅で、最後の乗り換えのために下車。
山科駅では、24分の待ち時間がありました。ホームの待合室で待とうとしたのですが、古いクーラーが一台動いてはいるものの、全く効いてなくて、全ての窓を全開にしている状態(=外と同じ)!
この日も猛暑日で暑かったので、一度改札を出て、駅ビルのお店で涼んでからホームに戻りました。改札の出入りが自由なのも、18きっぷの良いところです!
山科駅を出発して35分乗車し、11:37に志賀駅に到着しました。
志賀駅ホームから見える田畑と山並みに「遠くまで来た!」と嬉しくなりました。
志賀駅の改札を出ると、暗めの構内に、「びわ湖バレイ行きバス乗り場」の案内があるので、方向は迷いません。
志賀駅で下車した乗客は、ほとんどそのまま琵琶湖バレイ行きのバスに流れていきました。
志賀駅からロープウェイ山麓駅までは、バスで10分ほど。
↑駅前の案内板より
ただし、バスの本数は1時間に1本程度と少ないので、利用をする際にはあらかじめ時刻表の確認をお忘れなく。
バス進行方向左側の車窓からは、びわ湖の景色が楽しめました。
復路
帰りは、志賀駅を15:26に出発、18:08に名古屋駅に到着しました。
乗り継ぎは、2回。
志賀15:26 ~ 15:58山科16:05 ~16:54米原17:00 ~ 18:08名古屋
山科駅での乗り継ぎが7分、米原駅での乗り継ぎは6分と、どちらも待ち時間がほとんどなかったので、スムースでした。
米原駅からは、新快速豊橋行きに乗車したので、その後乗り継ぎ無しで名古屋まで戻れました。たいていは大垣で乗り継ぎが必要になるので、これはラッキー列車!
琵琶湖バレイ観光
ロープウェイ(上り)
琵琶湖バレイに行くには、ロープウェイに乗車します。そのロープウェイ山麓駅でバスを下りると、もうすでにこのくらい目線が高く、びわ湖を見下ろすやまの中腹です。
ロープウェイ山麓駅
この日のロープウェイは、15分間隔で運行していました。
乗車料金は、往復で大人3,500円
高い場所に行く山の乗り物は、どこもいいお値段しますよね…。
平日でしたが、8月の夏休みです。観光客が多くて、乗車に行列できました。乗り切れなくて、臨時運行がされていました。
ロープウェイは、出発するとすぐに、ぐんぐん引き上げられて、途中下りのロープウェイとすれ違うもすごいスピードです。
山頂駅に近づくと、スキー場のリフトが見えます。夏場はあれに無料で乗れるのもポイント!
標高1,100mの山頂駅に到着したら、涼しく感じます。下界では各地35℃を越える暑さの中、山頂の気温は、ホワイトボードによると25℃でした。
山頂「HALUKA」でランチ
春から秋の3シーズンのみの期間営業をしているグリルダイニング&バーHALUKAは、THE MAINの中にあります。
ロープウェイ山頂駅に隣接している建物です。
連日の酷暑で食欲低下中だったので、カレーを注文しました。
近江牛カレー野菜添え 2,700円
頑張っても一口には収まらない大きさの近江牛の塊が、ゴロゴロっと入っています!よく煮込まれていて柔らかく、ナイフ要らずでした。
牛肉の一つは脂身が多すぎたのと、野菜のうち、少なくともブロッコリとじゃがいもは冷凍食品だったのは、山の食事ならではのクオリティということで仕方なしですね。
窓側の席だったので、すぐ隣のロープウェイ山頂駅からゴンドラが出発し、あっという間に沈んでいく様子を眺めながらの、ゆったりしたランチを楽しめました。
びわ湖テラス
食後は、テラスへ。特に入場料などはいりません。
青いタイルの水盤が、びわ湖の見えるテラスエリアにぐるりと作りつけられています
目線を下げると、びわ湖と水盤が一体化したような、青い景色になって、すごくきれい。
一部、シャンパン付きの有料ソファ席がありました。ソファ席のすぐ足元にに水を張っている様子が涼し気ではありますが・・・
誰もいませんでした。
というのも、無料エリアで充分同様の景色が堪能できますし、25℃とはいえ日差しがとっても強く、屋外は大変暑いのです。
無料リフトで蓬莱山の山頂へ
琵琶湖バレイの広いエリアには、ロープウェイのある打見山と、連なる蓬莱山があります。
その蓬莱山に行くリフトが、夏季無料で開放されています。
天候等によって運行状況は変わるのですが、この日は、二つのリフトのうち、ひとつが運休中でした。
ロープウェイ山頂駅から、打見リフトとホーライリフトを乗り継いで蓬莱山に行けるはずが、打見リフトが運休中だったため、その部分は歩きました。
途中、ボルダリングができる壁があったり、
ここに立ち入り禁止の扉があっても、左右から進めちゃうじゃん…という謎の扉があったりと、
歩いても飽きない道のりではありました。
日差しが強くて日影がないので、とても暑かったのですが。
ホーライリフト乗り場の近くには、乗りたくなるブランコ。
びわ湖に向かって漕ぐと、絶景の中飛んでいる感じです
ホーライリフトに乗って、蓬莱山の山頂へ!
打見リフト分を歩かないといけないので、ここまでくると観光客もそう多くなく、リフトに乗るのに行列は無縁でした。
空が近くなってくるような感覚を味わえます。
山頂(1,174m)からは、眼下に広大な琵琶湖の景色を堪能しました。
展望デッキの他、草刈りされた山頂エリアの散策もできる、開放的なビュースポットでした。
下りのリフトも、気持ちがイイ!
赤とんぼが同乗してくれました。
ホーライリフトを下りたら、打見リフトが運休なので、また歩いて元来た道をロープウェイの山頂駅まで戻ります。
今度はゆるく登りだったのですが、ゆっくり歩いて所要時間は15分程度だったと思います。
ロープウェイ(下り)
ロープウェイは15分ごとの運行ではありましたが、下りは14時頃から大行列。臨時便がどんどんと出発をするものの、私は並び始めてから3本目でようやく下りのロープウェイに乗ることができました。
足元の木々に映るロープウェイの影
その後の予定がある場合は、時間に余裕をもって、早めに下山しておくことをおすすめします。
麓駅の1階は売店、2階は待合室になっているので、バスの時間まではそちらで過ごせます。
バスでJR志賀駅まで戻り、そこから上述の通りJRを乗り継いで名古屋まで、列車乗車を楽しみました。
絶景尽くしの一日となりました!
お金の話:この日使ったお金の記録
- JR(青春18きっぷ1回分):2,410円
- バス(志賀駅~ロープウェイ乗り場往復):390円×2=780円
- びわ湖バレイロープウェイ:3,500円
(交通費小計 6,690円)
- 昼食:2,700円
合計 9,390円
名古屋から志賀駅への通常運賃は、片道2,640円、往復で5,280円です。
青春18きっぷを使うことで、2,870円お得に移動できました。
また、びわ湖バレイロープウェイには、1年パスがあります。
1年パス 大人6,900円
通常料金で2回往復すると7,000円なので、2回で元が取れますよ。
以上、青春18きっぷで名古屋からびわ湖バレイへの日帰り旅行記でした。
青春18きっぷの日帰り旅、次は敦賀を予定しています。
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