飯野海運の株主優待は、カタログから好きなものを選べます。
記事後半の「お金の話」では、優待利回りの計算方法を伝授!
飯野海運の優待概要
飯野海運の優待カタログは、3月末に保有している株数と保有期間によって、選べる商品が変わります。
私は、基準日に500株以上999株未満を1年以上保有していたため、3,000円相当の品7種類から選ぶことができました。
もらった優待品の詳細
今回選択したのが、こちら
藤彩牛 モモ すき焼き・しゃぶしゃぶ用
3,000円相当
届いたのは、冷凍便。牛のマークの箱が入っていました。
フジチクという会社の商品。同封の冊子から、熊本で特産の馬肉を提供する会社と知りました。
中には、藤彩牛のラベルの貼られた牛肉パック。
藤彩牛(ふじあやぎゅう)というのがオリジナルブランドなんですね。
内容量は200g、賞味期限は一か月ほどです。
カットしてすぐ冷凍して送ってくれているとのことなので、新鮮なうちにいただかねば。
きめ細かそうな霜降り!
個体識別番号が貼ってあったので、最近覚えたばかりの検索をしてみたところ、
熊本県で生まれ育った、2歳半の雄牛であることが分かりました。
ありがたく、いただきます。
商品到着までのスケジュール
- 権利確定 2023/3/31
- 株主優待カタログ到着 7/4
- 申込(ハガキ投函) 8/6
- 商品到着 8/31
→不在にしていたので、実際に受け取ったのは9/1です。
お金の話:株主優待の利回り計算の仕方
よく、優待品を利回り計算している「優待利回り」を目にします。
株を持っていると、企業が儲かった分、お金で還元される配当金が受け取れます。
株価に対して、年間いくらの配当金をもらったかの割合が「配当利回り」です。
それと同様に、「優待利回り」は、株を持っていると企業からプレゼンとされる株主優待品の価値を、株価に対しての割合を求めるものです。
私は自分の投資では優待品は利回り対象外としているので、優待利回りの計算はしないのですが、「優待利回り」という言葉がある以上、お金の話では無視できません(笑)。
オンライン情報で目にする利回りは、時価(現在の株価)で計算しています。
が、ここでは、自分がいくら投資した結果なのかを計算するため、簿価(自分が買った時の株価)で計算します。
飯野海運の株主優待制度を利用して計算してみましょう。
分かりやすく、1株1,000円とします。証券市場での取引単位が100株なので、100株で10万円。
飯野海運の優待品は、500株以上保有じゃないともらえない(※)ので、500株買ったとします。
短期の売買ではなく、1年以上の保有をすることとし、一年経ったとします。
※配当金は、100株だけ保有の場合でも支払われます。
【優待利回り計算】
優待品の金額1年分÷株価(簿価)=優待利回り
500株保有していると、年に一度3,000円相当の優待品がもらえます。500株を50万で買いました。
(優待品の金額1年分)3,000円÷(株価)50万円=(優待利回り)0.6%
1,000株の保有だと、1年以上の保有で8,000円相当の優待品がもらえます。1,000株を100万で買って、1年以上経ったとします。
優待利回りは、8,000円÷100万円=0.8%
いかがでしょうか、優待利回りの計算、簡単ですよね。
ちなみに、同じように配当利回りを計算してみます。
飯野海運の2023年3月期までの1年で支払われた配当金は、1株当たり65円でした。
500株保有していると、32,500円の配当金がもらえます。(500株は50万で買ったとしています。)
配当利回りは、32,500円÷50万円=6.5%となります。
株式投資のリスクを取ると、高い利回りですね。
なお、今回の品以外にも、カタログからどのような商品を選べるかなど、詳しく説明した投稿はこちらです
以上、飯野海運の 2023年株主優待でもらったもののご紹介でした。
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